ハロプロ

鞘師卒業後は?モー娘。’16の新センターを5パターンのフォーメーションから考えた

鞘師の卒業を受け、来年からのモーニング娘。のセンターを誰にするべきかという論争が方方で巻き起こっていますね!今回は、新生モーニング娘。’16のメンバーポジションと、センターに適任なのは誰か、5パターンのフォーメーションから考えてみました。

モーニング娘。’15メンバーのスキルをおさらい

本題に入る前に、まずはモーニング娘。’15メンバーの歌唱力・ビジュアル・ダンススキルをおさらい。多少なりとも私の主観が入っていますが、なるべく一般的な評価を考慮して書いたつもりです。

譜久村聖(9期)

モーニング娘譜久村聖アイキャッチ

ビジュアル

骨格がっしり系で、ややぽっちゃり体型。女らしい色気を装備のボンキュッ!BOMB GIRL。身長は165センチと高め。ハロプロの中でも正統派の美人顔だが、髪を巻くと一気に老けて見えるのが唯一の不安要素。

歌唱力

声量はないがメロディー取りは正確(たまにフラットはする)。声質は中~高音で、パワフルな曲からバラードまで歌いこなせる表現力も持っている。モーニング娘。’16における歌唱メンの主力。バッキバキEDMのみならず、道重とのデュエット曲「哀愁ロマンティック」のようなかわいい系もそつなくこなせる器用な実力派タイプ。高音の抜け方が抜群。

ダンススキル

パワフルかつセクシーなダンスが特徴。もう少し機敏に動けたらさらに最強。

生田衣梨奈(9期)

モーニング娘生田衣梨奈アイキャッチ
ビジュアル

髪を明るく染めているので後列にいても目立つ。痩せ体型でスタイルが良いためテレビ画面上でも映えるビジュアルメン。身長は159センチ。黒髪の方が美人に見えるので髪は染めない方が良いというファン多数。真剣な表情の時は美人度3割増。

歌唱力

一言で言うと下手くそだが、2015年に入ってから少しずつスキルが上がり、歌に安定感が出てきた。声質が良いのでユニゾンでは誰と組んでもきれい。歌詞を丁寧に歌い、音を外すことも少ないが、抑揚がないせいで下手に聞こえてしまう。

ダンススキル

下手ではないがたまに荒ぶる(※荒ぶる生田を見たい人は「#サンシャイン生田」で検索!)。手足が長いのでソロダンスや大きな振付の曲だと見栄えが良い。振付では飛び道具としても使えるモーニング娘。’16のアクロバティックなスイッチヒッター。

鈴木香音(9期)

鈴木香音アイキャッチ

ビジュアル

デフォだとぽちゃり体型のリックドムだが、痩せるとオリエンタルなエキゾチック美人。モーニング娘。’16の中では譜久村に次ぐセクシー要員でもある。身長は155センチで、弾ける笑顔とほくろがチャームポイント。

歌唱力

声質は低音で、絶対音感を持っているためメロディー取りが正確。シャボン玉のようなパワフルな曲に1番マッチする声で、聞くとすぐに「このパートは鈴木だ!」と分かるほど声に特徴がある。太ると歌声がこもるが、痩せているときはあまり目立たない。

ダンススキル

細かい動きが上手く、モーニング娘。’16全体で見たときにダンスの丁寧さが際立つ。センターにするにはまだスキルが足りないが、後列にいるとつい目を向けてしまうようなダンスセンスを装備。モーニング娘。’16のフォーメーションダンスにおける縁の下の力持ち。

石田亜佑美(10期)

モーニング娘石田亜佑美アイキャッチ
ビジュアル

髪色が明るいのでどこにいても目立つ。スタイルは良いが身長は150センチと小柄なモーニング娘。’16のマスコット。ミディアムヘアだと老けて見えるので、ロングヘアをキープするべき。表情や動きに愛嬌があるので、静止画よりも動画で見る方が可愛い。

歌唱力

いつもピッチが不安定で、歌うときも力んでいる印象が強い。歌唱力は高くないが、中高音域担当メンなのである意味貴重。「HOW DO YOU LIKE JAPAN~」や「私のでっかい花」のように、ラップやシャウトも上手い。

ダンススキル

鞘師卒業後は、おそらく石田が現モーニング娘。の中ではダンススキルナンバーワン。ハロプロ内では「ダンスのキレだけなら鞘師を上回るスキルメン」ということになっているが、振りがパキパキし過ぎていてポーズのつなぎが荒く見えることがある。

佐藤優樹(10期)

モーニング娘佐藤優樹アイキャッチ
ビジュアル

第一印象で好き嫌いがはっきり分かれそうな顔だち。ザ・中性的な美人で身長は153センチ。下がり気味の眉を整え、貧乏くさい薄め前髪をやめれば美人度がグッと上昇する。メイクによって顔ががらっと変わるのでビジュアルメンにするには超絶リスキー。

歌唱力

絶対音感を持っているモーニング娘。’16歌唱メンの1人。ただ、がなりまくったり語尾をしゃくるような癖があるので、やはり聞いている人によって好みが分かれそう。鞘師と同じく歌に安定感がないので、コンサートでもハラハラさせられる事が多い。

ダンススキル

女性的でありながら、かっこいいダンスを踊る。リズム感が良いせいか常に身体が動いており、そのせいでダンスが1人だけ浮いて見えることが多々ある。マイクパフォーマンスやターンで勝手にアレンジを行なって和を乱し、ファンから顰蹙を買うことも多い。

工藤遥(10期)

モーニング娘工藤遥アイキャッチ
ビジュアル

現モーニング娘。では、ビジュアルナンバーワン(※本人談)。典型的なモデル顔とショートヘアの影響でハロプロ内外から「王子様扱い」をされており、このため同世代からの女性人気が高い。センターに抜擢するなら髪はボブ以上にするべきだが、事務所による厳命があるためおそらく今後もショートヘア継続。身長は161センチ。

歌唱力

声質はハスキー。歌い方にクセがないので、どんな曲調にもマッチする。曲に合わせて歌い方を変えられる器用さも併せ持つ、人呼んで「モーニング娘。’16のカメレオン」。ただ、歌声が地声に近いため語尾がよく濁ってしまい、このためユニゾンで悪目立ちすることが多い。

ダンススキル

まだ発展途上でダンス自体に粗さが目立つが、スタイルとビジュアルの良さでカバーしている。体力がなく虚弱体質なので、コンサート後半ではヘロヘロダンスになることが多い。ハードなダンスを躍らせるとすぐに怪我をし離脱するため扱いには慎重さが必要。

飯窪春菜(10期)


ビジュアル

身長160センチ・スリムなモデル体型・黒髪ロングと三拍子揃ったビジュアルメン。顔立ちは整っているが、アップで見るよりも引きで見た時の方が雰囲気があり、実際の身長よりも大きく見えるうえ美人度が増す。このためフォーメーションでは後列の方が映える。メイク次第で化ける顔。

歌唱力

ワンフレーズならばなんとかなるが、典型的な棒読み歌唱なので歌割りを増やすにはまだまだリスクが大きい。歌唱力レベルとしては中の下くらいだが、高音がきれい。「私のでっかい花」のようなポジションで使うか、「坊や」のように声をゴリゴリに加工して音痴をごまかせば使い所が増える。

ダンススキル

加入当初と比べると驚くほどスキルアップしたが、現モーニング娘。の中ではまだ下から数えた方が早いくらいのレベル。王道ではなく、Help me!!のように奇怪なダンスの方が活きる。

小田さくら(11期)

モーニング娘小田さくらアイキャッチ
ビジュアル

抜きん出た美形というわけではないが独特のオーラがあり、古き好き日活女優のような貫禄を持つ。身長は150センチ。事務所にデコ出しを強要されているので編み込みアレンジをすることが多く、このためよく黒人アーティストのようなビジュアルになっている。前髪あり&ロングヘアにすればビジュアルメンやセンターとしても通用する。

歌唱力

ロックからバラードまでなんでもござれ。コンサートでもテレビでも歌に安定感があり、声量も抜群。フェイクもいけるが中低音が弱く、リズム感に難あり。

ダンススキル

髪を振り乱して踊るパワフルなダンスが特徴。眼力と表現力のおかげで、動きの1つ1つが雑に見えない。踊っている姿は℃-uteの鈴木愛理に通ずる色気がある。特に流し目がエロい。

尾形春水(12期)


ビジュアル

透明感のある白い肌、大きな目、太眉が特徴。ももクロ時代の早見あかりのような独特の空気感を纏っているが、口を開くと非常に残念な浪速っ子。モーニング娘。’16の中では最も一般受けする顔だちで、動画で見るよりも静止画の方が美人。ハロプロNo.1フォトジェニック。

歌唱力

ぽんこつ

ダンススキル

動きが固く、リズム感も乏しい。繊細な動きを求められる振り付けだとダンススキルの低さが目立つが、コンテンポラリー系だと誰よりもしなやかなダンスで観客を魅了する。今後、石田をバキバキダンス担当、尾形をコンテンポラリーダンス担当にすればグループが化ける。今はまだ典型的な盆踊りアイドルダンスだが、今後の成長に期待。

野中美希(12期)

モーニング娘野中美希アイキャッチ
ビジュアル

少し老け顔だが、性格の良さがにじみ出ているのでメディア露出が増えれば男性・女性ファンが増えそう。この垢抜けなさが逆に新鮮。太ると頬に肉がつきアンパンマンのようなビジュアルになるので、痩せ体型をキープしておかなければ前列・センターは厳しい。

歌唱力

モーニング娘。’16の中ではソロパートを与えられるくらいには上手いが、人によっては鼻が詰まっているような独特の歌い方が気になるかもしれない。この歌い方のクセを矯正できれば、歌割りを増やして即戦力として使える。

ダンススキル

上手いっちゃ上手いが、モーニング娘。’16の中では埋もれてしまう程のレベルで、良くも悪くもダンスに特徴がない。ただ、まだ伸びしろがあるので今後に期待。

牧野真莉愛(12期)

モーニング娘牧野真莉愛アイキャッチ
ビジュアル

久住小春と同じ系統のモデル顔。黙っていれば尾形・工藤と張れるくらいのビジュアルで、笑っていないときの方が美人に見える。ストレートヘアよりゴージャスな巻き髪が似合う。手足も長く、スタイルの良さではピカ一。

歌唱力

常にピッチが不安定だが、歌唱自体はパワフル。伸びしろがあるので、今後ボイトレを強化すればスコーンと抜ける歌声に化ける可能性あり。ただ、どんな曲でも常に全力でニコニコしながら歌っているため「曲の解釈が出来ていないのでは…?」と不安にさせられることがある(※テレビでのパフォーマンスに多い)。

ダンススキル

研修生特有の「振りが大きいダンス」のクセが抜けきっておらず、ジタバタして悪目立ちしている。フォーメーションダンス時はコンパクトに、ソロは大きく伸びやかに踊るよう切り替えられれば言うことなし。そして1曲中に最低4回はウインクするので、これもやめさせるべき。

羽賀朱音(12期)

モーニング娘。羽賀朱音アイキャッチ

ビジュアル

痩せて顔周りをシュッとさせればビジュアルトップ3に食い込める。「道重の再来」と呼ばれるほど顔が整っているため、なんとかして研修生時代のスタイルに戻すことが出来ればセンターも射程圏内。このまま顔周りにぜい肉をつけ続け、典型的なおばちゃん顔のままだと鈴木の二の舞いになること必至。とりあえず、隙きあらば口に食べ物ぶち込んでくる譜久村・石田には近づくな。

歌唱力

12期の中では1番歌が上手い。見かけによらず声質は低音なのででロック系の曲であればかなりハマる。

ダンススキル

同上

鞘師卒業後のセンターについて考える

現センターの鞘師が抜けたあと、誰をセンターに持ってきてどのようなフォーメーションにするのが良いのか、小一時間考えて以下の5パターンに絞ってみました。

① ビジュアル特化型

工藤遥1T

まずは、一般受けするビジュアルメンをフロントに配置した「ビジュアル特化型」のフォーメーションです。

ワントップには工藤、そしてそのサイドに牧野と尾形。鞘師の卒業後初シングルという話題性があるこのタイミングでビジュアルを前面に押し出し、一般層へ「新生モーニング娘。」をアピールするのが目的。工藤・牧野・尾形の後ろにはスキルメンの石田・野中・佐藤・小田を配置。最後列には、両サイドにタッパのある飯窪と譜久村、その中に生田・羽賀・鈴木を配置しています。

このフォーメーションの欠点は、ビジュアルに特化させているためPassword is 0のような高度なダンススキルを要求される振り付けがくると目も当てられない状態になること。2016年もフォーメーションダンスを継続するのであれば、カメラでのワンショットが短くなるのでバレないかもしれませんけれども、トップの3人がスキルメンではないことが懸念事項ですね。

② 超安定型

佐藤優樹野中美希2T

続いては、ビジュアル特化型を発展させた「超安定型」のフォーメーションです。

トップに野中・佐藤コンビを持ってきて、そこから魚鱗型にメンバーを配置。2列目サイドは150センチコンビの小田と石田でバランスを整え、3列目サイドには安定感のある9期の譜久村・生田コンビを。4列目には、もはやここしか置く場所がねえなと思って飯窪と鈴木を配置しています。

そして、魚鱗中央のスペースにはセンターに工藤、その後ろにビジュアルメンの尾形と牧野を配置し、後方に羽賀を置いてどこからテレビカメラに抜かれても良いよう配慮。

このフォーメーションではバランスを考え、長身メンバーは後方寄りにしています。ぱっと見のインパクトは弱いかもしれませんが、安定感があり、今のところ最もリスクの低いフォーメーションではないでしょうか。

③ ダンス特化・超攻撃型

石田亜佑美佐藤優樹2T

フォーメーションダンスを継承し、パワフルさを売りにするならこれ。

ツートップにダンスの上手い石田と佐藤をもってきて、2列目も比較的ダンススキルの高いメンバーを揃えています。このフォーメーションの場合、最後列はもはや空気と化しますが、モーニング娘。’15でも彼女達はそういう立ち位置だったので、まあ特に問題はないかと。

鞘師の穴を埋めつつ、ダンスをさらに強化させるならこのツートップが理想ではないでしょうか。ただ、石田と佐藤をツートップにするとビジュアル的にかなりアクが強くなるので、初めてモーニング娘。を見る一般層の間では、「アリかナシか」で両極端化しそうな気がします。

④ 歌唱特化型

野中美希1T

歌唱力を最優先にするなら、野中をセンターにしてその両サイドに小田と佐藤。

3列目はそこそこ歌えるメンバーを置き、最後列はやはりお決まりのメンバーです。野中の持つ「垢抜けなさ」はハロヲタにウケそうですし、美人過ぎないビジュアルは女子受けも良いはず。センターにして歌割りを与えると、ひょっとするとひょっとするかもしれません。野中は12期の中でも人気のある子なので、フォーメーションに関しては少し冒険してみてほしいですね。

⑤ 9期メイン型

譜久村聖生田衣梨奈工藤遥3T

現在、ファンの間で次センターの呼び声が最も高い譜久村リーダー。そこで譜久村と工藤、生田をトップにした9期メンバー中心のフォーメーションも考えてみました(鈴木が後列なのはお察しください)。

正直、この3人だと「新生モーニング娘!!」感はないですね。譜久村リーダーは歌・ダンスともに安定感がありますが、身体も大きいのでセンターに持ってくると後列が霞むような気がします。基本的に中・後列サイド固定で、歌割りによってピンポイントでセンターに持ってくるというのが理想かな。

譜久村を次のセンターに推す声が強かったので、最後に9期メインのフォーメーションも作ってみたんですが、全体的なバランスが悪いので私的にはナシですね。譜久村リーダーがもう少し痩せてくれたら工藤や牧野とツートップでも良いと思うんですが。

今回ご紹介したのは全て私の妄想ですが、鞘師の穴を埋めようと守りに入るのは逆効果なので2016年はガッツリ攻めて攻めて攻めまくってほしい。オリコン5作連続1位取ったころから完全に守りに入って今の惨状なんですから、ここから盛り上げていくにはモーニング娘。’16も攻めあるのみです。

ただ、焦るあまり来年初旬に即効で事務所が13期オーディションとかしそうなんですよね……やっと人数が減ってごちゃごちゃ感が緩和されそうなのに、もしメンバーを追加するなんてことがあればモーニング娘。’16暗黒期突入待ったなし。

最重要事項は、来年のシングル発売までに今のメンバーのスキルをアップさせること!スキルが上がればそれだけフォーメーションのバリエーションも増えるという事ですから、鞘師の卒業に危機感を抱いてメンバーには切磋琢磨してほしいと思います。がんばれ!

タイトルとURLをコピーしました