遙かなる時空の中で3愛が再燃したのでキャラソン語り第一夜

遙かなる時空の中で3グラデアイキャッチ

先日、とある民俗学本の南紀項を読んでいたら遙かなる時空の中で3愛が再燃しました。

遙か3Ultimateが発売されたときから「遙かなる時空の中で3ブームが再燃したら(金銭的な意味で)ヤバイ」と思い、できるだけ情報を目に入れないようにしていたんですが、その努力がすべて水の泡。見事に再燃しました。まるで一周目の京のように燃えました。

「十代のころ好きになったものは何歳になっても好き、なんなら年取って再燃したときのほうが(反動的な意味で)ガチハマりする」と言いますが、さもありなんです。昔と違ってそこそこの稼ぎがあり、かつその金を好きなだけ使えるようになった私はこれから遙か3にどれだけ貢ぐのでしょうか。ゴッドノウズではないか。

まず最初にやったのは、未購入だったキャラソンをiTunesストアで購入すること。

遙かのキャラソンCDはシングル・アルバムともにコンプリートし、ブームが下火になってからも毎日のように聴いていました。引っ越しのとき、やんごとなき理由によりパッケージ盤は売ってしまったのですが、データは今も持ってましてね……。ただ比較的新しめの曲はスルーしてきたのでそこをこう、iTunesストアでポチポチポチポチポチッとやってしまったわけです。

遙か3再燃してすぐiTunesストアで音源集め出すこの行動力よ。少しも躊躇しないこの行動力と、一曲250円など屁でもない社会人の経済力が恨めしい。

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恋の隠れ家は虹色

というわけで、まず最初に購入したのはこれです。遙かなる時空の中で夢の浮橋Special~天花の虹~収録、「恋の隠れ家は虹色」。

遙か1友雅さんと、遙か3ヒノエくんのデュエット。遙かを代表する歌コンビ、ある意味バレッツ。井上和彦さんと高橋直純さんの声、相変わらず柔らかくどこか艶っぽく、はんなりしつつまろやかで、まるで実家のような安心感です。もう思い出補正でヤバイ。クレジットみるだけで泣きそうになる。

優雅なAメロ、友雅さんとヒノエくんの声に寄り添う控えめなバックトラック。相変わらず歌詞でなんかエロいこと言ってますが、Bメロの「薄紅色の~」「女は儚いね~」の掛け合い最高です。友雅さんの「儚いね~」の「儚い↓ね↑ぇぇ↑~」の繋ぎでキャッとなる。友雅さんの曲は必ず友雅さんのトーンで歌ってくださる井上和彦さんには感謝しかありません。声がまったく老けない和彦さん一体何者なんでしょうか?忍者かな?(それは違うアニメ)

対するヒノエくんは低音が心地よいです。汁粉にひとつまみの塩を入れると甘さが増すように、この低音で直純さんの声の甘さが一層際立っております。そして伸びやかなロングトーンいつ聴いても最高かつ至高であります。サビで一気にキラキラ感が増すところもかわいい。この曲、全体的にユニゾン優しくてかわいい。

2番でもやはり気になるのはB’メロの掛け合いなんですけれども、ヒノエくんの「女の花びらさぁ~」「そして揺ぅ↑れぇるぅのさぁ↑~~」の伸びと音のつなぎ最高です。

2番サビの「風まかせ~」と「二人きり~」は、最初の一音で思わず心臓がグッと縮みました。音が集まってブワ~と広がるサビの開放感たまらん。雲が晴れて虹が出るようにブワ~となるサビの開放感と抱擁感と幻想感で胸がザワザワします。

そんでもって歌詞で「天と地を結ぶ」とか言われたらもう白旗を掲げるしかない。歴代天地八葉の共演……夢の浮橋Specialはカーテンコール感強くて泣きそうになる。涙腺にくる。

「恋の隠れ家は虹色」は、とにかく優しくて切なくて暖かくて心地よい曲です。配信してくれたコーエーありがとう。世知辛い世の中、この曲の優しさに救われる人は少なからずいると思います。なぜなら私は昔、辛いことがあったとき一晩中遙かのキャラソンを聴いていたので。

立待月

次に購入したのは、ヒノエくんの噛みしめるような、ささやくような歌声が印象的な「立待月」。アイアムエピローグにめっぽう弱い芸人なので、こういうED後をイメージさせる歌詞を持ってこられると脚がガクガクします。

浜辺で寄り添ってたら神子が寝ちゃって、戯れなら着物引っ剥がしてエロいことするけど本当にお前を愛してるから今はただ寄り添うだけにするよ俺らしくないけどそれはひとえにお前への愛ゆえだよ、でも次に会うときは俺たちはきっと求め合うよ永遠を俺が与えてあげるから幸せになろう、みたいな歌詞なんですがヒノエくんがあまりにも男前すぎて辛い。

そう、ヒノエくんは諸々の発言から「奪う男、結構強引な男」だと思われがちですが、その本質は見守る人なんですよ。神子が倒れそうになったらサッと手を差し伸べてくれるけど、それまでは手を出さずに見守り好きなようにさせてくれる人。神子の思いを尊重し支えてくれるんです。なんて人間ができているんだろう。甲斐性ありすぎでは。

そしてこの曲、女は愛でるものさ恋は駆け引きが楽しいのさ花は散らせてなんぼさみたいな男が本当の愛を知るとこうなっちゃうんですね、と思いながら聴くとニヤニヤします。ヒノエくんの魅力はこのギャップにこそありや。元々情の深い人ですが、真実の愛を知ると途端にメロメロのフニャフニャになってしまうヒノエくん、ちょろ可愛いです。ちょろエくんかわいい。

私は遙か3の八葉でヒノエくんが一番好きでした。歴代天の朱雀がそうであったように八葉の中で最も男気があり、頼もしく情に厚く、それでいて若さゆえの未熟さや戸惑い、立場ゆえの苦悩をチラッと見せるヒノエくんは、人間くさくて最高にかっこよかったです。

潮騒は生涯の相聞歌に…

次に購入したのは「潮騒は生涯の相聞歌に…」。弁慶さんがご両親に結婚の報告をしに来る歌です。墓前での報告はヤバイ。

この人はですね、もう本当に終始面倒くさい人で!なまじ頭がよく知恵があるだけに色々と考えすぎるきらいがありそこが弁慶さんの魅力でもあるのですが、もっと仲間を頼れ!死ぬな!とこんこん説得し、納得させるの本当に大変でね。どえらい死にたがりなもんで、生かすだけでも一苦労。

とにかく権謀が多すぎて、油断すると彼の謀略に絡め取られて良いようにされてしまう。裏の裏を読んでさらにその裏を読んでようやくドローに持ち込めるひと。まあ軍師だからね、そりゃ手強いですよ(遠い目)。

九郎さんが世間知らずでぽや~んとした人だから弁慶さんが自然、汚れ役買って出るんですが、そこに自身の罪のアレとかコレとかがくっついて雁字搦めになっており、かつ「僕一人の命で平和が取り戻せるなら喜んでこの命差し出しましょう、戦に犠牲はつきものです、だけどできれば君の涙はみたくないな、ふふふっ」みたいな性格なんでどうあがいても面倒くさい。

というか遙か3の天地八葉は基本的にみんな面倒くさい。でも面倒くさいからこそ放っておけない、そこに愛おしさを見出したらもう後戻りできない。その面倒くさい男たちの中でもズバ抜けて面倒くさい弁慶さん、端的にいうと超タイプです。

そんな人が神子に恋をし、なんなら独占欲までみせちゃったりして、両親の墓参りにかこつけてプロポーズをしている。我々は間違いなく後世語り継がれる歴史の1ページに立ち会っています。

蒼空を翔けし願い

次に購入したのは、九郎さんのソロ曲「蒼空を翔けし願い」。

九郎さんが「初めて恋したひと」とかいう。神子のことを。初恋のひとだと。あの九郎さんが(目をおさえる)。

そこから繋がる「お前が~~い~た~~~世界を~~~」のサビで泣きそうになります。智一さんのビブラートとんでもない。智一さん歌上手いもんなぁ。すぐ服を脱ぐけど歌はめちゃくちゃ上手いもんなぁこの人。一音一音が重いんですよ、ズシッとくる。九郎さんの真摯さがこれでもかというほど伝わってきます。

九郎さんも弁慶さんに劣らず面倒くさいし、わりと甘ったれ。その甘ったれた部分にイラッとし、「ええい、シャキッとせんか!」と尻をぶっ叩きたくなる人もいると思うのですが、人間的魅力でゴリゴリ押しまくられるため甘ったれた男が嫌いでも光属性キャラ苦手でも何だかんだでコロッと落とされてしまうのが、遙か3の源九郎義経さん。端的にいうと超タイプです。

その兄上大好き九郎さんが神子および仲間と平一門を討ち、なんやかんやの末に「お前さえいればいい」と言ってくれるEDには泣くしかありません。その出自ゆえ常に肉親の情に飢え、しかし兄上にすげなく扱われシクシク泣いたりなんかして最後まで肉親の情に縋りに縋るんですけれども、結果的には神子を選び「お前さえいれば~」と歌ってくれるほど惚れ抜いているのだという事実に私は感極まる。

秘めやかな思惑

次に購入したのは「秘めやかな思惑」。弁慶さんがノリノリです。

この曲、聴けば聴くほどクセになってきます。完全にスルメです。イントロから「こっ、とっ、がっ、まう」で引き込む弁慶さんさすが。あっちこっち跳ねまくる暴れ馬みたいなリズムを難なく乗りこなす弁慶さんさすがです。「そばにっ、いてっ、くれっ、たのっ、ならっ」の打ち方とかも最高じゃないですか。Bメロで少し声が低くなり不穏なこと言い出したときはワクワクしました。あっ間違えた、ハラハラしました。

Bメロで「神子に惚れたので彼女を元の世界に帰したくない、仕方ないからまた謀をめぐらせてうんぬん……」みたいな穏やかでないことを歌い出す弁慶さん。彼はとても頭がキレるのに、こと運命の恋、それも神子が絡むと途端にアホの子になってしまいます。謀などめぐらせず、ただ「好きだからそばにいてください」と言えば万事オゥケイハッピーエンドなんですよ、と教えてあげたい。でもそんな、幸せになるのがとても下手くそなところも愛おしいです。

最近のアニメ・ゲーム系キャラソンはj-popに偽装するようなカッコつけ曲が多いのですが、遙か3は未だにゲームの世界観やキャラクターの個性・魅力をギュギュッと詰めたザ・キャラソン!を出してくれるのでありがたいとしか言いようがありません。遙か3はいつまでもそのままでいてくれ……そしてこれからもコンスタントにキャラソンを出し続けてくれ……

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