私は筋金入りの慢性便秘体質で、今は2日おきにコーラックを飲んでいます。しかし、コーラックを常飲しはじめたのは社会人になってから。学生のころは「授業中に腹痛が起きると困る!」という理由から、薬に頼らない便秘解消法を色々と、それはもう色々と!試してなんとか乗り切りました。今回はその中で一番効果があった「サツマイモを使った便秘解消法」をご紹介したいと思います。即効性あるので学生さんにオススメ!
サツマイモを使った便秘解消法
サツマイモを使った便秘解消法、そのやり方は「夕食をサツマイモに置き換え、その後少し時間を置いてから腹部を刺激する」だけ。とても簡単なのですぐ始められます。
サツマイモはスーパーにいけばすぐ手に入るし、販売価格1袋100~150円くらいなので便秘薬常飲するよりコスパもいい。そして便秘薬にありがちな、強烈で持続性のある腹痛も起こらない。極めつけは、どんなに遅くても4時間以内に排便があるというその即効性です。
慢性便秘になると腹部がパンパンに張り、圧迫感と不快感に苦しめられます。腸内でガスが発生し続けるので、授業中シーンとしているときにお腹がグルグル~と鳴ったりもする。だからこそ夜間、自宅にいる時間に腸内の便を出し切っておきたい。
ではここから、具体的なサツマイモ便秘解消法のやり方をご紹介します。
1、食事
まず食事。食事は朝・昼は何を食べても構いません。便の量を増やしたほうが排便がスムーズにいくので、朝・昼はガッツリ食べておいたほうがいいですね。ただ、腸内でガスを発生させる発酵食品の摂取は控えてください。以下はその一例。
・パン(イーストを使用しているので腸内でガスが発生し、排便を妨げる)
・果物類(酵素を含んでいるので腸内でガスが発生し、以下略)
・納豆(酵素を含んでいるので腸内でガスが発生し、以下略)
そして昼食後、間食で固形物の摂取はしないこと。ジュースやアイスクリーム、ガムなどは食べても構いませんが、チョコレートやクッキーなどは一切口にしないのが鉄則。
そして夕食。夕食に食べるのはサツマイモと水だけです。サツマイモの調理法は「茹でる」がオススメ。これは、過去私が色々試した中で茹でたサツマイモが最も便秘解消効果が高かったからです。温野菜や焼き芋でも試してみましたが、茹でサツマイモが一番効きました。茹でることでサツマイモ内の水分量が増えるせいでしょうか。とにかく茹でサツマイモが一番効きます。一番即効性があった。
一回の夕食で摂取するサツマイモの目安は250~300グラム。多すぎると消化に時間がかかりますし、少ないと便のカサが増えず、排便がスムーズにいかないことがあります。
サツマイモは皮ごと茹でて粗熱を取り、水を一緒に食べます。このとき、バターなどの調味料は一切つけないこと。食べ終わったら1時間くらい身体を休めてください。これはサツマイモの消化を待つための時間です。
2、腹部マッサージ
一時間経ったら次に行うのは腹部マッサージ。腸を刺激して排便を促すために行います。まず足を肩幅に開き、かかとを地面から2~3センチ浮かせてください。足を緊張状態にすると便意が起こりやすくなります。
次に両手をグーにし、服の上から腹部の脇をリズミカルにトントンと叩いていきます。このとき、あまり強く叩きすぎると皮膚に青アザができるので注意。かといって力が弱すぎると腸に刺激が伝わりません。目的は腸を揺らして便を動かすことなので、「あ~腸が揺れてるな~」と感じる力加減を見つけてください。叩くのは以下の場所を参考に。へそから遠ければ遠いほど効果大です。
このまま腹部をトントンと叩き続けると、早ければ30分、遅ければ1時間ほどで便意がやってきます。私はこの便意解消法で高校時代を乗り切ったので、効果は折り紙つき。
便秘薬の場合は、常飲すると身体が刺激に慣れてしまい次第に効果が薄れていきます。しかしサツマイモの場合は常に安定した排便効果が得られます。デメリットといえば、かかと上げのせいでふくらはぎに若干筋肉がつくくらい。それ以外はデメリットらしいデメリットはないので、便秘薬が使えないときはぜひサツマイモを食べてから腸を揺らしてみてください。