パナソニックのカナル型イヤホンRP-HJS150の中耳炎リスク

Panasonic製イヤホンRP-HJS150_内側12

パナソニック製のカナル型イヤホンRP-HJS150を使用したら皮膚が擦れて炎症を起こし、急性中耳炎になりました。

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パナソニックのイヤホンで急性中耳炎発症

私が使用していたのは、パナソニック製のカナル型イヤホン、品番は「RP-HJS150」。今年の1月中旬に購入し、レビュー記事書いた商品です(これ)。このイヤホン、イヤーポートがやけに大きく、同じパナソニック製カナル型イヤホン「RP-HJE360」と比較すると2倍くらいあります。

Panasonic製イヤホンRP-HJE360 _ポート
RP-HJS150のイヤーポート(でかい)

この特大イヤーポートが装着中に耳内部を圧迫し、皮膚が強く擦れて炎症を起こし、そこから雑菌が入ったらしい。私は「皮膚が擦れた結果、一時的に水ぶくれができたんだろう」と思い込んでいたのですが、水ぶくれだと思っていたのは腫れた鼓膜でした。

その数日後、耳から白い膿が出てきたので念のため耳鼻科を受診。そこで「急性中耳炎ですね」と診断され、1~2日は膿が出ると思うのでこまめに拭き取ってください、自然治癒するので膿が出なくなったらそのまま放置でOK、ただしその間はイヤホンの使用を控えるようにと言われました。

パナソニックお客様相談センターに返品相談

中耳炎発症したイヤホンを使い続けるのは難しいので、ダメ元でパナソニックへ返品依頼することに。パナソニック製商品に関する問い合わせを受け付けているのは「パナソニックお客様相談センター」です。

【パナソニックお客様相談センター(個人のお客様用)】

https://www.panasonic.com/jp/support/consumer/call.html

今回はイヤホンの返品依頼なので、上記ページのカテゴリーから「オーディオ→ヘッドホン/インサイドホン」を選択。当時は急性中耳炎で耳が聞こえにくかったので、電話ではなく「メールでのお問い合わせ」を選びました。送った内容は以下。

パナソニック ご担当者様突然のメール、失礼いたします。

1月にヤマダ電機でパナソニック製のカナル型イヤホンRP-HJS150を購入し、毎日4~5時間ほど使用し現在で2週間になります。

しかし同梱イヤーピースのシリコンが薄かったために、イヤホンのロングポートが耳内部の皮膚を圧迫して炎症を起こし、そこから細菌が入って鼓膜が腫れ、先日「急性中耳炎」であると診断されました。

RP-HJS150の前に使用してたのは、パナソニック製イヤホンのRP-HJE360です。RP-HJE360と比べると、RP-HJS150のロングポートはかなり大きめです。使用しているとき耳に圧迫感を感じてはいたのですが、知らず薄いシリコン越しに皮膚が強く擦れていたようで、痛みを感じたときにはすでに耳内部に大きな水ぶくれができ、かすかに膿が出ている状態でした。上記理由により、本製品を返品したいのですが可能でしょうか?

私はごく平均的な耳の大きさで、RP-HJE360を耳にはめるとやや小さく感じていたほどです。なので、RP-HJS150のサイズが合っていないというより、このイヤホンのロングポートが一般人の耳に合わない大きさなのだと思います。過去に同様のクレームなどはありませんでしたでしょうか。

パッケージと保証書は購入直後に破棄してしまいましたが、購入したレシートが手元に残っています。ヤマダ電機で同商品を2個同時購入し、1つを使用、もう1つは予備として自宅に置いていました。可能であれば、2個とも返品したく思います。診断書の提出が必要であれば耳鼻科で発行していただきますので、提出の要否についてもお教えください。

以上の点について、ご返答をいただきたく思います。お手数をおかけ致しますが、何卒ご対応よろしくお願い致します。

パナソニックお客様センターの専用フォームから上記メールを送ると、翌日の朝10時頃に着信がありました。メール送信したのが2月10日、着信あったのが11日、パナソニックお客様センターは祝日でも対応してくれるようです。オペレーターの方に「詳細を聞かせてください」と言われたので、イヤホンを購入した日時、使用期間、急性中耳炎の具体的な症状などについて説明。

すると、今後の対応については担当部署に引き継ぐと言われ、当日中(13時頃)に今度はその担当部署から着信がありました。耳が聞こえにくかったので再度パナソニックお客様センターに「電話でなくメールにしてくれ」と要望を出すと、すぐにメール対応に切り替えてくれた。商品の返品等は「パナソニックコンシューマーマーケティング株式会社」が行っているようで、自宅近隣の同社担当者からメールで連絡がきました。

【パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社】

https://www.panasonic.com/jp/company/pcmc.html

担当者の方いわく「今回のようなケースであればイヤホンの返品は可能」そうです。ただ返品方法が訪問対応一択で、パナソニックコンシューマーマーケティング株式会社担当者が自宅に来て、そこでイヤホン受け取って返金すると。「訪問時間の希望を3つくらい出してくれ」と言われたんですが、年度末ということもあり、私の都合がつかない。「なんとか都合つけますので少し時間をください」とメール返信して半月ほど待ってもらっていたんですが、中々都合がつかない。購入者本人の委任状があれば代理人対応でもかまわないとのことでしたが、それでも無理。なので今回は返品願い取り下げました。郵送で返品ののち現金書留による返金対応なら助かったんですけど。

■2021年1月追記

日本ウイグル協会が実施した「日本企業のウイグル人強制労働問題に対する取組みに関するフォローアップ調査」への対応、その不誠実さに呆れ果てたので今後パナソニック商品は一切買いません。吐き気がする。

日本企業のウイグル人強制労働問題に対する取組みに関するフォローアップ調査についてのご報告 | 日本ウイグル協会

https://uyghur-j.org/japan/2021/02/uyghur_forcedlabor2/

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