【大人の英語学習1】第1文型S+Vと、超重要なアウトプットの話

大人になってからの英語学習1アイキャッチ

私は20代前半の頃、「日常会話程度の英会話ができるようになる!」を最終目標に掲げ、独学で英語学習をはじめました。結果、会話・作文そこそこできるようになりましたが、この学習期間で得た1番の収穫は「語学を習得するために必要なのは圧倒的なアウトプットだ!」ということ。

実際、私は学習時間の大半を英文のアウトプットに費やしていました。具体的に言うと、まず中学英文法を1つずつピックアップして勉強し、その日勉強した文法を使って簡単な英文を作り、実際に話してみる。それを延々繰り返す、というものです。

英文をアウトプットしまくると、脳が「いま英語話せてる!英語話せてる自分すごい!」と錯覚してドーパミンどばどば出してくれるので、勉強が次第に楽しくなってきてモチベーションも維持できます。

ちなみに、暗記は嫌いなので英単語は勉強せず、代わりに簡単なペーパーバックを読みまくっていました。ただ、わざわざ本を読まなくても、分からない単語をGoogle翻訳で調べていくうちに自然と語彙は増えていったので、必死こいて英単語を暗記する必要は全くないと思います。

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最初に学ぶのは5文型

英文法で最初に学ぶのは、言うまでもなく「5文型」です。基礎中の基礎ですね。え?そこから?と思うかもしれませんが、大人になると学生時代に勉強した英文法の知識はキレイサッパリ消えているはずなので、もう一度、それこそ基礎の5文型からしっかりインプットしてやる必要があります。

第1文型SVを覚える

英文法の5文型とは以下のようなもの。

第1文型 SV
第2文型 SVC
第3文型 SVO
第4文型 SVOO
第5文型 SVOC

今回は、最も簡単な第1文型「SV」について説明します。

SはSubject(主語)

VはVerb(動詞)

このSとV、2つだけを用いたのがSV文型(=第1文型)と呼ばれる英文です。訳は必ず「(誰)が(何)する」となるため、短い英文なら頭の中で一旦、日本語に置き換えなくても直感的に意味が理解できると思います。たとえば以下の例文。

I run.
(私は走る)

これはSとVのみを用いた、最もシンプルな英文です。しかし実際に会話する場合、SとVだけでは相手に十分な情報を伝えることができません。

上記の「I run.(私は走る)」という例文は、一体どこを走るのか、いつ走るのか、といった情報がありません。そのため、足りない情報を「修飾語」で補足するわけです。修飾語は、単語や英文をより詳しく説明・補足する働きをし、「M(=Modifier)」と略されます。

ここで必ず覚えておくべきなのが、「修飾語は、副詞か形容詞である」ということです。なぜそうなるのかは一旦置いておいて、そして副詞や形容詞って具体的に何?というのも置いといて、「修飾語は副詞か形容詞だ、とにかくそういうものなんだ!」と覚えてください。今はこれくらいフワッとした理解で構いません。

SV文型にMを付け足して英文を作る

SとVだけで構成された英文にMを追加し、「(誰)が(何)する」というシンプルな英文をより詳しくしてみます。

I run.
(私は走る)

この英文に、M(修飾語)を1つ追加してみます。

I run.

I run (in the park).

In the park=公園で。つまり、例文は「私は走る」から「私は公園で走る」になりました。英文の中に、Mは何個でも追加することができます。つまり、上記例文は「in the park」のみですが、ここにもう1つMを追加し、より詳しい文章にすることも可能です。

I run.

I run (in the park)(on Monday).

これで、「私は月曜日に公園で走る」となりました。

Mはあくまで脇役!

MはSVCOのように、英文を構成する主要素にはなりません。つまり、SやVのように、英文に必要な要素ではないので、別にないならないでも全く構わないわけです。イメージとしては「SVだけじゃ不親切だからMで補足してあげるよ!か、感謝してよね!」くらいの気持ち。

Mは英文の中に何個追加してもOKな要素だと説明しましたが、英文の中にMを複数置く場合、どのように並べればいいんだろう?と思いますよね。しかしMの並べ方は、あらかじめ決まっています。

「SV+場所(どこで)+時(いつ)」

これが複数個のMを英文に追加するときのルールです。先に「場所」がきて、その後に「時」がきます。in the park、on Monday という2つのMを追加した上記の例文も、

I run (in the park)(on Monday).
S+V+M(場所)+M(時)

という風に、Mはきちんと「場所+時」の順番で並んでいますよね。

「I run.」だけではイマイチ伝えきれなかった情報が、Mを2個追加するだけで十分会話として通用する英文(ペンギンリーダーズレベル0相当ですが……)になりました。まずはこうした簡単な英文で、しっかり第1文型を頭に叩き込みましょう。

第1文型なんて簡単じゃ~んと思い、知識として定着させる前に第2文型に進んでしまうと、第5文型の勉強をする頃には頭がこんがらがることになります。基礎をしっかり叩き込んでおかないと、この先で必ず挫折します。断言してもいい。

第1文型SVの覚え方

第1文型を効率よく覚え、同時に語彙を増やすには「自分の行動で英文を作り、実際に話してみる」のがおすすめです。つまり、

  • SV
  • SVM
  • SVMM

の構造をもつ英文を自分で作成するんです。

「I run in the park in the Morning.」のように、簡単な単語を組み合わせて第1文型の英文を作ろうと思えば無数に作れます。しかし適当な単語で作った英文は、翌日にはもう忘れてしまうんですよね。一方で、自分の行動から生み出した英文は、五感とともに強く記憶に残ります。

SV例文のアウトプット図解

たとえば、私は現在フリーで仕事をしているため、月~金(土日はめっちゃ休むよ!)は自宅マンションのソファに座って9時間くらいパソコンのキーボードを叩いてます。そしてたまに息抜きで鼻歌を歌います。この状況を第1文型の英文にしてみましょう。

I work in the room everyday.(私は毎日、部屋の中で働いている)

I sit on the sofa everyday.(私は毎日、ソファの上に座っている)

I sing in the room from Monday to Friday.(私は月曜から金曜まで部屋の中で歌う)

このように、普段の自分の行動を英文にし、英文がS+V(とM)の英文がスラスラ作れるようになるまで、ひたすらアウトプットを繰り返します。トイレに行くとき、夕食を食べるとき、水を飲むとき、風呂に入るとき、眠るとき……何か行動を起こすときは必ずSVの英文を作るんです。
ちょっとトイレに行こうかな~と思ってソファから立ち上がったとき、「I go to the toilet. 」が口から出るようになれば完璧!

※ Mってどうやって作るの?はまだ考えない

ところで、Mとして例文に追加した「in the park」や「on the sofa」、この「in」や「on」のような語を「前置詞」と呼びます。そして「in(~で)+the park(公園)」のような、前置詞+名詞の組み合わせは「前置詞句」と呼んでいます。

Mをどう書けば分からないときは、Google翻訳でサクッと調べましょう。今は文型を覚える時間なので、Mがどうとか前置詞がどうとか、余計なことは無視しておいて大丈夫。
前置詞と前置詞句については別記事にする予定なので、また追々……。

英語習得、最大の敵は「アウトプット不足」

第1文型の英文を延々呟いていると、SVやSVMMの構造が知識として定着します。そして、英文を自作するさい何度も単語を反復することによって、この単語はS、この単語はV……といった具合に、脳内で自然とグループ分けできます。

従来の学校教育テキストのように、あらかじめ用意された単語を並べ替えて英文を作っていくやり方はとても効率が悪い。前述したように、まず文法を学び、自分の行動の中から単語を探して1から文章を作り、徹底的にアウトプットしなければ、英文法も単語も、いつまで経っても知識として定着してくれません。必要なのはとにかく圧倒的なアウトプットです!

というわけで、今回は英文法の基礎中の基礎となる第1文型「SV」の説明とアウトプットはとても重要!の話でした。次は第2文型の解説をします。

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