北九州市にある小倉井筒屋で、蜂楽饅頭と井筒屋饅頭を買ってきました。
小倉井筒屋で蜂楽饅頭を買う
蜂楽饅頭は、熊本県水俣市に本社を置く有限会社水俣蜂楽饅頭の先々代社長、宮崎正二さんが考案した焼き饅頭。材料はすべて国産、添加物・保存料不使用というこだわりの一品です。
蜂楽饅頭公式サイト
2022年1月現在、蜂楽饅頭は九州に10店舗。北九州市内、唯一の店舗が小倉井筒屋店です。
小倉駅周辺で回転焼きが買える唯一のお店ということもあって、いつも店横のスロープには2〜3メートルの行列が。今年放送された朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の影響もあるのでしょうか。
蜂楽饅頭のメニューは北海道産小豆を使用した黒あんと、北海道産大手亡豆を使用した白あんの2種類のみ。価格はどちらも110円。以前は100円でしたがコロナ禍による原料高騰を受け、渋々値上げされたそうです。
今日は、黒白1個ずつ注文。蜂楽饅頭店舗で「黒と白を1個ずつ、包みは別でお願いします」と伝えると、店員さんがサササッと無駄のない動きで紙袋に入れてくれました。
紙箱には黒あん・白あんシールを貼ってくれますが紙袋にはそれがないので、取り間違えないよう「下が黒、上が白」と教えてくれます。蜂楽饅頭の粗熱で紙袋・紙箱がビチャビチャになるため、レジ袋は無料。会計は蜂楽饅頭2個で税込220円。クレジットカードで支払いました。
紙袋の中には、ホカホカの蜂楽饅頭。買ってから5分も経ってないのに、すでに粗熱でビチャビチャ。でもこのビチャビチャがないと皮が乾燥し、カチンコチンになってしまうのです。
まずこれが、蜂楽饅頭の黒あん。重量は109グラム。
しっとりもちもちな薄皮の中に、みっしり詰まった粒あん。北海道産の小豆と砂糖、蜂蜜で柔らかく炊き上げた、こだわりの自家製あんこです。程よい粒感と、しっかりした甘さが癖になります。
そして、こっちが白あん。重量は112グラム。
薄皮の中から今にもこぼれそうなほど柔らかく炊かれた白あん。豆は北海道産の大手亡。黒あんよりも滑らかな口当たりで、まったり上品な甘さ。黒あんより後味がすっきりしていて、いくらでも食べられそうです。
小倉井筒屋で井筒屋饅頭を買う
蜂楽饅頭を購入した後、ぐるりと売り場を回って井筒屋饅頭の店舗へ。井筒屋饅頭は蜂楽饅頭と同じ小倉井筒屋の地下一階、東階段の真横にあります。饅頭は小ぶりで1個35円。今回は6個購入しました。
井筒屋饅頭を買うと、こんな風に平たく包んでくれます。6個だと文庫本くらいのサイズですね。
包装紙を取ると、紙経木に包まれた饅頭が出てきました。重さは1個19グラム。
小麦粉・卵・砂糖で作られた皮の中には、かための白あん。舌触りの良さは、こしあんならではですね。ほんのり素朴な甘さで、緑茶によく合いそうなお味。見た目がミニ回転焼きなので味もそちら寄りだと思っている方が多いのですが、どちらかと言えば井筒屋饅頭は、銘菓ひよ子や栗饅頭の仲間です。
県外の方と話していると、結構な頻度で「蜂楽饅頭と井筒屋饅頭、どちらがお得ですか?」と聞かれます。蜂蜜饅頭は黒あん、白あんともに1個110グラム前後で価格は110円。井筒屋饅頭は1個19グラムで、価格は35円。実質10円くらいしか変わらないので、お好きな方をどうぞ!