創作意欲が低下したときの対処法!出ないやる気はこうやって出す

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創作文芸をしていると、プロアマ問わず必ずぶち当たるのが「意欲の低下」という問題。モチベーションが維持できず、パソコン前に座っても何もアイデアが浮かばない。なにか創りたい気持ちはあるけれども形にならず気ばかりが急く。そんな時はどうすれば良いのか。出ないやる気はどうやって捻り出せばいいのか。私が普段やっている方法です。

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1、一次創作の場合

まず、一次創作の場合。一次創作とは、アイデア、プロット、キャラクターなどをすべて自分が1から手がけた作品のこと。作者自らの裁量でどうとでもなるため、二次創作に比べてモチベーションは維持しやすいと思うんですが(※当社比)、それでもやはり、行き詰まったり、思うようにいかないストレスから、やる気と創作意欲がある日突然、ガックーンと急低下してしまうことがあります。

そんなとき、一番効くのが「人間観察」。しかしフラフラと街に繰り出し、適当なカフェに座って行き交う人を眺めるというのは効率が悪い。なので私はYou Tubeを利用します。You Tubeで同棲中カップルの日常動画とか、海外在住のご夫婦のスーパーマーケット散策動画とか、旅行デート動画を延々観る。過去に観た動画だと効果が半減するので、できるだけ未視聴の動画を選びます。

ただしバックパッカー系はダメ。バックパッカーはなんかこう、ムダに意識が高すぎて逆に疲れる。

動画を過剰演出しがちなユーチューバー(UUUM系)もダメ。過剰演出はノイズにしかならないので、効果音・テロップのみのシンプルな動画編集をしているチャンネルがおすすめです。

動画を観る時は、こまめにメモをとりながら観ます。カップルの会話を聞いて「これは使える!」とアイデアが降ってくる場合があるので、それを忘れないようササッと書き留めておくわけです。

私は普段、パソコンディスプレイの右三分の一にメモ帳、左三分の二にブラウザを配置し、動画を再生しながら気になった所をメモっています。たとえば、アメリカのスーパーで売られているキャベツは1パウンド何円、とか。細々した情報を知っていれば、作品にもおのずとリアリティが出る。

「別にYou Tube動画じゃなく、映画でも良いのでは?」と思うかもしれませんが。映画は「完璧」すぎて、観てもあまりやる気が出ませんし、創作意欲をかき立てられません。妄想が入り込む余地がないので、創作意欲が刺激されないんですよね映画は。いや分からない。刺激されないんですとか言ったけど、これは私だけかもしれない。

2、二次創作の場合

二次創作の場合は簡単で、同じ作品で二次創作している人間の作品を見たり読んだりする、これが一番効きます。

漫画でもアニメでもゲームでも良いんですが、個人的にめちゃくちゃハマった作品があって、その作品の二次創作をしたい、と思い立つ。しかし、やりたいやりたいと思っているうちに作品への興味がしだいに低下し、中途半端なプロットを作った時点で放り投げる、なんて人もいますよね。むしろこの界隈ではそうした人が多く、途中で放り投げず作品を世に出す人は圧倒的に少ないといえます。ここまでただの自己紹介です。

二次創作を作り上げるさいに必要なのは、作品への興味と愛情!これらが低下した場合はツイッターなりピクシブなりを開き、同じ作品で二次創作を行なっている人間の作品を気の済むまで見続ける。これがやる気を出すのに一番効くと思います。新刊や新譜を入手したファンのフラゲ感想をスクショしておき、創作意欲が低下したときに見る、というのも効果的。

ピクシブの良いところは、クオリティの低い作品と高い作品が入り混じっているところ。クオリティが高い作品を見た直後は「すごい!自分もこんな作品を作りたい!」と影響をうけてモチベーションが上がる。クオリティの低い作品を見た直後も「自分のほうが、もっといい作品を作れる!」と根拠のない自信がついて、やはりモチベーションが上がります。

やる気と創作意欲の低下は、インプット不足が原因で引き起こされることもあります。とくにゲームで二次創作やる人はこの現象にしばしば悩まされると思います。というか、昔の私がそうでした。

ゲームの場合、好きなキャラの情報が公式サイトに記載されている数枚の立ち絵と簡素なプロフィール、そしてゲーム内で獲得できるスチルだけ、なんてこともザラ。少ない情報に自らのアイデアを加えて創作をしようと思っても、中々上手くいくものでもありません。大抵は途中でネタ切れになって、そのまま放り出してしまう。

しかし中には、その少ない情報で二次創作し、ポンポンと作品を作っちゃうクリエイターもいるんですね。ピクシブにはそうした創意工夫によって生まれた二次創作、つまり「よく供給少ないゲームからこれだけの物語を作ったな天才かよオイ」と唸ってしまう作品が無数にあるわけです。

他人の二次創作から様々なヒントを得て、そこから自分のやる気を引き出すこともできます。キャラクターの発言1つをあれこれ捏ねくり回して、自分が考えもつかないような解釈をしている人、いますよねたまに。

他人による様々な解釈を、ツイッターやピクシブを介してインプットすることで、キャラクターをまた別の角度から捉えることができる。多方面からキャラクターや作品を捉えることができれば、そこから様々なアイデアが生まれ、創作意欲を掻き立ててくれます。

3、文章自体が書けないとき

創作文芸をしていると、なんかよく分からないけれどもある日いきなり文章が書けなくなった!創作意欲も低下してどうしようもない!にっちもさっちもいかない!というケースもあります。これは一次創作、二次創作に関係なく、物書きを一度は襲う、職業病みたいなものです。逃れられない宿命ともいう。

私は、文章が書けなくなったらいつも司馬遼太郎の中編小説を読んでいます。なぜ司馬遼太郎かというと、私が最も創作意欲を刺激される文章を書く作家が司馬遼太郎だからです。好きな作家は久生十蘭や藤沢周平なんですが、好きな作家=創作意欲を掻き立てられる作家ではないので。

源義経を題材にした「義経」、山内一豊と千代の生涯を描いた「功名が辻」、幕末期の四賢侯を描いた連作「酔って候」、能弁家な初代司法卿・江藤新平の「歳月」。これらの作品は、いずれもストーリー・プロットより司馬氏の文章に魅力を覚える本。私が文章を書けなくなるときは大抵、文章のストックが切れたときなので、潔く書くことを諦めて数時間ほど上記の本を読んでインプットを行います。

ときには、司馬遼太郎の本を読みながら創作文芸をすることもあります。人間の脳は2つの事を同時にできない!なんて言われますが、司馬氏の小説を少し読んでは書く、少し読んでは書く、を繰り返すと中々に良い文章が書けるときもあります。自分が普段使わない言い回しが出てくると、それをすぐ自身の小説に使ったりもできますし。

あとは、一次創作でも二次創作でも実際に自分がそのキャラになりきって台詞を考える、というのも結構おすすめ。ベッドの中で自分がキャラになりきって台詞をブツブツ呟いていると、自然とイメージが形成されていき、なんかよく分からないうちにプロットが出来上がっていたりもします。自分にキャラクターを憑依させ、「自分だったこう動くな」と思いながらセリフを考えていく。つまりシナリオみたいに、まずは台詞だけでプロットを作っちゃう。

二次創作の場合、台詞と情景・心理描写は7:3くらいがベストだと思うので(個人の感想です)、台詞だけでプロット作り、そこに文章を肉付けしていって小説に仕上げる。即興で台詞を口ずさんでは書き留め、口ずさんでは書き留め、だとリズムが作れないので、ボイスレコーダーなどで録音し、まとめて書き起こすようにしています。

これらの方法を一通り試しても書けないときは、もう諦めて寝ます。(寝ます)

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