NTTドコモに対して調停申立てをする場合、相手方にするのは「株式会社NTTドコモ」

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NTTドコモと民事調停をしたとき、一番悩んだのが「どこを相手方にすればいいのか」でした。1回目の調停申立て時に相手方を間違えてしまい、最終的に申立てを2回する羽目になったので、その時の経緯を書き残しておきます。

裁判所は「NTTファイナンスを相手方に」と案内

NTTドコモに対して民事調停の申立てをしよう!と決意し、まず向かったのは近隣の簡易裁判所。調停の手続きは、簡易裁判所の中にある「調停係窓口」に出向き、書記官に経緯を相談しながら進めていきます。

「裁判所は申立書の書き方しか教えてくれない!」という口コミもありますが、どういった内容で申立てをするのか書記官が理解していないと書面の書き方を教えられないので、実際はきちんとヒアリングをしてくれます。申立書についても、紙を渡してはい終わりではなく、似たような事件の雛形をくれますので、ご安心を。

私が調停に至ったトラブルの概要はこちらの記事参照。

▼参考記事

NTTドコモのパケット高額請求に納得がいかないので消費者センターへ行ってきた

このようなスマートフォンの使用に関する不当請求の場合は「不当利得返還請求」という趣旨の申立てを行います。不当利得返還請求というのは、 「貴方(相手方)が不法行為によって得た利益を返還しなさい」 という意味。

私が裁判所に出向き、「スマートフォンの接続設定が許可なく変更され高額なパケットを請求されたので返還請求したい」と説明すると、書記官は「相手方に指名するのはNTTファイナンスですね」と案内してくれました。

言われるままNTTファイナンスを相手方にして民事調停の申立てを行い、裁判所を通じて申立書を相手方に送付すると、後日裁判所に「自分たちは料金代行会社なので本件には関係ない。調停は欠席します」と電話があり、同じ内容の回答書が裁判所に届いたそうです。

相手が欠席すると事前に分かっていても、当然調停は開廷されます。調停の5日前に担当書記官から電話があり、NTTファイナンスが欠席するそうですと教えられましたが、この時点で「じゃあ申立てを取り下げます」とはいかないんですよね。

調停当日。裁判所に出向き、調停員2人と裁判官にNTTファイナンスの回答書を見せられ、「相手方が欠席されたのでこの調停は取り下げにします」と告げられました。この間、わずか2分。このまま泣き寝入りするのも癪なので、相手方を変更して再度調停の申立書を行うことに。

2回目の調停申立てを行うさい、相手方にどこにするべきなのかNTTドコモに直接電話して聞いてみることにしました。これは担当書記官にも「相手に確認したほうがいい」と念を押されたからです。また相手方を間違えて申立てをしたら、それこそ二度手間になりますし、何より印紙代と切手代がもったいない。

ドコモカスタマーサポート(115)に架電し、「御社に対して民事調停の申立てを行うのでどこを相手方にすれば良いか教えてください」と伝えたら、「確認致しますので少々お待ち下さい」を連呼ののち、折り返し対応になりました。

その後、電話が来て開口一番「弁護士はたてているんですか?」と聞くので、「差し支えるので、このお電話では答えかねます」と返答。自分にとって不利になりそうなことを聞かれたときは、上手く話を濁すに限る。

ドコモカスタマーサポート(115)で民事調停の相手方について問い合わせた30分後、NTTドコモの東京インフォメーションセンター(0120-800-000)から再度、電話がかかってきました。しかし「裁判に関することについては電話でお答えできません」の一点張り。さらに「裁判に関することは裁判所を通してしかお教えできない」と言うので、こちらも困り果てました。

以前、ドコモのカスタマーサポート(115)に架電したとき、私が法的な措置を取ることを伝えると「はい。もしあのー、そういった事でですね、今後お話ということであれば、またご連絡いただければですね、こちらのほうでも、ご対応なりはさせていただきたいと思いますので」と言っていたのに。

後日、裁判所に言って「ドコモに電話したけど、相手方については何も教えてくれませんでした」と告げたら、書記官も困り顔。「ドコモが言うには、裁判所の案内が間違っているそうですよ」と伝えておきました。

というわけで、裁判に関しての情報について、NTTドコモは契約者に何一つ教えてくれませんでした。当事者のドコモが教えてくれなかったので、私はもう、間違っててもいいや!と「株式会社NTTドコモ」を相手方にして2回めの調停申立てを行ったのですが、結果的にこれが正しかったようです。

しかし、この民事調停はあっけなく不成立になりました。NTTドコモに対し調停を申立てても、和解できる可能性はほぼ皆無、という事実だけが今回の収穫。

今回の民事調停において私が裁判所で行った手続きに関しては以下記事にまとめています。ご参考まで。

▼参考記事

通信業者相手に民事調停の申し立てを行ったときの体験談

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