アプリ干渉によってXperiaの端末設定が変更されることはあるのか、電気通信事業者協会の見解

ドコモ_XperiaZ1SO-01F本体

2017年中旬、NTTドコモから3万近い携帯電話のパケット料金を請求されました。私は「端末(Xperia)の瑕疵によるもので、不当な請求」と主張し、返金を求めて交渉を続けています。

ドコモのカスタマーサポートに家電し、今回の高額請求の不当さを説明しても最終的に帰ってくるのは「このお電話では可能性の話しかできない」「端末の故障かもしれないのでドコモショップに行ってください」という台詞ばかり。このままでは埒があかないと思い、先日、消費者センターに斡旋を依頼しました。

NTTドコモのパケット高額請求に納得がいかないので消費者センターへ行ってきた

SONYモバイルは携帯端末に関してキャリアに丸投げ状態。つまりSONYカスタマーサポートに電話しても突っぱねられて、たらい回しの刑。消費者センターの担当者を通じてドコモとやりとりを続けるに至った一因です。

NTTドコモは「お客様のスマホ端末(XperiaZ1/SO-01F)内にあるアプリが干渉し合って設定が変わったんだから完全にお客様の過失です」と主張し続けていす。いつどんなアプリを機動しアップデートしたのかはドコモでも逐一確認できません、原因となるアプリの特定ももちろんできません、でもアプリの干渉です、そうに違いないですと。私はこの主張を聞き、いくつか疑問を抱きました。

  1. 設定が勝手に切り替わったきっかけは、XperiaZ1の起動ではないか?
  2. アプリ同士の干渉が原因なら、何故半年間は端末内のシステム・設定に何も影響がなかったのか?

まず1について。私は在宅で仕事をしているので普段からずっとスマホを充電器に差しっぱなしにしています。たまにCPU使用率の高いアプリを使うとバッテリー消費が激しくなり、結果電池の残量がゼロになってスマホの電源が落ちることはあるけど、それもせいぜい一ヶ月に1回あるかないか。

そしてモバイルデータ通信量が発生した日も、1度電池残量がゼロになり、充電してから電源を入れ直しています。この日は他にスマホの設定・アプリの更新などは一切行っていません。となると、モバイルデータ通信が勝手にオンになった原因として考えられるのはアプリよりもむしろ端末側、つまり「Xperiaの起動」起因ではないでしょうか。

マイドコモにログインし、高額請求に気づいたのが翌8月。ドコモのカスタマーサポート窓口に連絡する前に、念のため自分で電源を入れ直し原因が本当に「Xperiaの起動」なのか検証しました。すると42~3回目で1度だけ、オフにしていたモバイルデータ通信がオンに変更されているのを確認。

ドコモにもこの検証結果を繰り返し伝えていますが、やはり返ってくるのは「お客様の端末が故障しているのかも……」というテンプレ回答ばかり。

「故障を疑うなら、御社にある新品のXperiaZ1端末で同じように検証し、端末の仕様あるいは不具合ではないか確認してください」とお願いしているんですが、2週間以上経った今も私の主張は華麗に無視され、端末についての言及は一切ありません。

ドコモカスタマーサポート窓口の担当者は「以前も同じような問い合わせがあり、前例があるのは確認している」と言っていたので、原因特定はそれほど難しくないと思うんですよね。ただ頑なに端末について触れようとしないので、原因は端末の仕様・不具合だと知った上で隠蔽しているのでは?と勘ぐってしまう。

Xperiaシリーズは端末の作りが甘いと以前から有識者に指摘されており、Xperia Z2の早期販売終了の原因も「深刻な端末の欠陥によるもの」でした。Z2本体に深刻な不具合があるなら、今回の件もZ2同様、端末の不具合・欠陥が原因では?と疑うのは当然です。

そして2。アプリ同士の干渉についてですが、私はパケット定額オプションを解約してから一切アプリの自動アップデートをせず、同じバージョンのものを使っています。この状態で半年間は設定が勝手に変わることもなく普通に使えていたのに、いきなり勝手に干渉し合うようになり設定が変わってしまったとは考えにくい。

スマホを常時充電しながら起動しているときは一切設定が変わったりしないんですよ。もしドコモが言うようにアプリの干渉が原因なら、毎回何かしらのアプリを起動した時点でモバイルデータ通信設定に何かしらの影響があってしかるべきなので、この半年間モバイルデータ通信に切り替わることもなく至って普通に使えていたことの説明がつきません。

要はモバイルデータ通信の設定が勝手に変わるタイミングが不規則であり、かつ、それが起動時に集中しているので、アプリ同士が干渉し合っているという可能性は非常に低いのでは?というのが私の推測。

と、こうした理由で、設定が勝手に変わるのはアプリの影響ではなく端末の仕様によるもので、そのトリガーになっているのが「端末の起動」ではないかとドコモに主張しているんです。そしてびっくりするくらいドコモがこの主張をスルーしてくるので、「スルーする=ドコモにとって都合が悪い=XperiaZ1端末の不具合の信憑性アップ」に。

電気通信事業者協会の見解は?

実は、消費者センターの担当者がドコモからの回答を待っている間に電気通信事業者協会へ問い合わせをしていたようで、本日その見解をうかがいました。電気通信事業者の見解というのが以下。

  1. 今回起こったXperia Z1の設定変更トラブルは、アプリが干渉し合った可能性がある。ただしこれはあくまで技術的な見解、1つの可能性であり断定はできない。
  2. これからもWi-Fiだけで使うなら機内モードにしておかなければ再発のリスクが高い

と、これが電気通信事業者協会様のご見解(笑)言ってることが見事にドコモと同じで、完全にお察し案件。「機内モードにして使ったらモバイルデータ通信に切り替わらなくて安心ですよ」とか、本気で言ってるんですか……?

スマホを機内モードにするとインターネット自体が使えなくなるのでたしかにデータ通信量は発生しませんが、同時に受電不可になり通話機能も一切使えなくなります。電話を使えないんじゃ、スマホ持ってる意味ないですよねそれ。電気通信事業者様はろくすっぽ使えない鉄くずに毎月数千円支払えとおっしゃる?何の義理もないドコモの社員にわざわざおまんま食べさせるために?私が?

そもそも携帯3大キャリアとプロレスごっこしてる総務省と、どこからどう見ても天下り先でしかない電気通信事業者は、最初から味方したって何の得もない一般人よりも甘い蜜チューチューさせてくれるドコモの肩を持つに決まってるんですよ。今回の見解にしたって、「アプリのせい」という答えありきで言ってる気がしてならない。

モバイルデータ通信の設定変更による高額請求再発に関していえば、まず勧めるのは機内モードよりSPモードの解約であるべきです。通信事業者協会が言っているのは利用者の事を全く考えてない、典型的なお役所仕事の回答。

一体何を調べているんだか知りませんが、「調査します」と言って時間ばかりを無駄に消費するドコモ。料金プランのカルテル疑惑もそうですが、本当に大手携帯キャリアは対応悪すぎてストレスが溜まります。

こんな企業を一人で相手にしていたら時間がいくらあっても足りないので、もしいま携帯キャリアと揉めている人は消費者センターなどを利用し、第三者に介入してもらってください。直接対応する手間が省けるだけでもかなり疲労度が変わってきますよ。

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