坂の上の雲に学ぶ「単純な目的主義」と生活リズムをルーティン化して時間を生み出す2つのルール

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ちょっと前まで、私の口癖は「時間がない!」でした。1人暮らしなので仕事と家事を1人でやらねばならず、その間に本を読みたい、ブログも書きたい、寝たい!とヒイヒイ言っていたほどです。そんな生活を送りながらいつも考えていたのが、どうやったらもっと時間をひねり出せるかということ。その結果行き着いたのが「生活をルーティン化すること」でした。
今回は、ずぼらで「単純な目的主義」が信条の私が今行っている、生活をルーティン化する2つのルールをご紹介します。

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1、スケージュールは徹底的にルーティン化する

私の一ヶ月のスケージュールは大体以下のような感じです。フリーランスという職業柄、自宅が仕事場なので外で用事があるときは時間短縮の為まとめて行うようにし、極力自宅から出なくて済むようなスケージュールを組んでいます。

買い物に行くのは週に一回

自宅近隣のスーパーの特売日が毎週火曜日なので、食料品などはまとめて火曜日に買い込むようにしています。その日以外はスーパーはもちろんコンビニにも買い物に出かけません。万が一、食料が底をついてもなんとか火曜日までしのげるよう、常にお米(福岡県産 元気つくし)とふりかけ(タナカ ミニパック)だけは自宅に常備。食にあまりこだわりがなく、腹が膨れれば良いというタイプなので毎日食事はカレーとホットケーキとインスタントラーメンのローテーションです。

情報収集を行うインプット日を月に2日設ける

仕事に追われながら、たとえば毎日1時間だけとか5ページだけ本を読むといった行為が苦手なので、本を読んだり情報収集だけを行う日を月に2回設けています。そのため、仕事に必要な情報をネットで調べることはありますが、毎日本を読む習慣がありません。

通勤時間に電車の中で本読める人ってちょっと私には信じられなくて。おいおい、すごいな!といつも思ってたんですよ。私はもう子供の頃から雑音がある場所では集中して本を読めないタイプの人間だったので。

仕事が一旦片付くのが15日と月末なので、休みも兼ねて色々な情報を仕入れるのがこの「インプット日」。完全にオフモードなので、この日ばかりは携帯も切って完全に外部からの接触をシャットアウトしています。

昨年から自分の中で流行っているのが地政学と日本近代史学なんですが、やっぱりこういう情報量の多い本は細切れで情報をインプットしていくより、一気読みした方が記憶の定着度がかなり高いですね。

2、自宅には最低限必要な物しか置かず、生活パターンをルーティン化

スケジュールもそうですが、私の毎日の生活リズムもほとんど決まっています。時間で分けるとこんな感じ。

8:30 起床、床をさっと拭き掃除

8:35 食事

9:00 風呂

9:30 仕事開始、たまにだらける

23:00 仕事終了

23:30 就寝

多少の誤差はありますが、出かける日とインプット日以外はほとんどこの時間で動いていますね。

部屋は物の少ない「きれいな独居房」みたいなインテリアがデフォ

生活リズムをルーティン化するためには、部屋の中に置くものを極限まで削ぎ落とすことです。最近では「ミニマリスト」なんて呼ばれますが、私はこうした生活を司馬遼太郎の「坂の上の雲」の中で主人公の秋山好古が信条としている「単純な目的主義」と呼んでいます。

兄弟で、夕食がはじまった。

── 兄さん、これだけですか。

と真之が言いたかったほど、この日の夕食はまずしかった。  そこに置かれている副食物といえば、たくあんだけである。もっとも「この日」だけではなく、好古はいつもこの程度の食事ですませていた。好古のこの極端 な粗食については、すでに有名であった。好古は他の士官や、郷党の後輩などに、 「よかったら、おれんとこに下宿せいと、よくすすめた。

すすめられた者は十日はそのとおりにするが、みなこの粗食に閉口して逃げだした。  好古の粗食には、べつに主義があったわけではなく、

── 腹がふくれればええじゃろ。

というだけの、単純な目的主義(これが生活のすべてにわたっての好古の生き方だが)によるものであり、それ以外に粗食哲学などはない。「人間は滋養をとることが大事である」という西洋の医学思想はすでに入っており、他のひともよく好古にその思想をすすめたが、

「べつだんこれで痛痒を感じていない」

と好古は答えるばかりであった。事実、この粗食で十分隊務に服しえたし、のち人間ばなれのしたエネルギーを発揮したコサック騎兵との戦いにも十分堪ええ たし、七十二歳で病没するまでつねに血色はあかあかとしていた。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

ミニマリストほど高尚な信条を持っているわけではなくて、仕事をより効率よく行うために、という目的のために物を減らしている感じですね。物が少ないと、やっぱり生活が格段に楽です。それは私が仕事柄1日の大半を部屋の中で過ごすせいもありますが、視界に入るものがないと考えがとっ散らかることも少なく集中力が高まるんですよね。

部屋の選ぶときに私がこだわった3つのポイント

今住んでいる部屋は1Kの14帖とあまり広くはありませんが、1LDKみたいな無駄に広すぎる部屋は掃除が面倒だし冬場は暖房が効かず暖まりにくいので、結局手間がかからない1Kがベストだなという結論に行き着きました。物件を探す際に重要視したのは以下の3つのポイント。

  1. 高層階である
  2. オール電化である
  3. カウンターキッチンである
  1.  高層階を選んだ理由・・・カーテンをしなくてもいいと思ったから。
  2.  オール電化を選んだ理由・・・キッチンのコンロを掃除するのが面倒だと思ったから。
  3.  カウンターキッチンを選んだ理由・・・カウンターの部分をテーブル代わりにすればわざわざパソコンデスクやダイニングテーブルを購入する必要がないと思ったから。

収納は不要。冷蔵庫は持たず食料品は「常温保存」できるものを買う

部屋にはクローゼットと天井収納がついているんですが、入れる物がないので入居以来一度も使用していません。しかも、我が家は冷蔵庫がないので買い物したものは玄関にハンガーラックをおき、そこに袋ごとかけて使う時ときだけ取り出すという雑さ。食料品は常温保存できるものばかりを購入しているので腐る心配はありません。この話をしたらかつての上司に「お前は生き方が雑」という名言を頂きました。

ソファがあるならベッドは購入しなくても良い

健康体でいるためには良質の睡眠が必要、というのはもはや常識ですが、私は自宅にベッドを置かず、ソファで寝起きをするという毎日を送っています。

ベッドを置かないメリット

  1. シーツを洗わなくてもよい
  2. 布団を干さなくてよい
  3. 部屋が広く使える

ソファはソファベッドではなく普通の2~3人掛けのラブソファ。素材は手入れが簡単な合皮をチョイスしました。そして掛け布団代わりにしているのが、ニトリで購入した毛布です。

普段は毛布を丸めて背もたれにし、ソファに座りながら仕事をしています。長時間仕事をするときはカウンターキッチンに移動しますが、作業するときはほぼソファに座りながらが多いですね。で、寝るときは毛布を広げ、脚を肘掛けに乗せて寝ます。脚が疲れているときは肘当てにふくらはぎを当ててゴリゴリマッサージもできるので便利です。

キッチンはものを最小限にして作業スペースに

我が家はカウンターキッチンなので、リビング側に30~40センチほどのカウンターが設置されています。椅子はこの記事でも紹介していますが、無印のポリプロピレン収納ラックを組み合わせて作りました。

高さも調整できて便利!無印良品のポリプロピレン収納ラックで自分好みのスツールを作る方法

そして、カウンターの端には、スマホやパソコンのアダプターをまとめて無印の収納ケースに入れて置いています。コンセントはその真下にあるんですが、コードが下から伸びていると気になるので卓上に置くようにしました。

服は10種類しか持たず、ハンガーラックにかけて使う

洗濯機で洗った衣類はいつもそのままハンガーラックにかけて室内干しし、着るときはハンガーラックから取ってそのまま着るようにしています。ニトリなどで手に入る1000円くらいのハンガーラックは、洋服を多くかけるとすぐに歪み、最悪転倒することもあるので初期投資だと思ってステンレス製の業務用ハンガーラックを購入しました。毛布も洗ったらハンガーラックの上にかけて室内干ししています。

お風呂に入るときは浴室の中に着替えを持ち込み、シャワーインフック(シャワーフック用物干しハンガー)にかけています。浴室で身体を拭き、そのまま着替えて出てくるというのが習慣化してますね。この方が圧倒的に楽なので。持っている洋服は10種類をローテーションしているんですが、詳しくは以下のエントリー内で紹介しているのでここでの説明は省略します。

10着のアイテムで作る「シンプルなのにセンスが良い」ベーシックファッションスタイル

まとめ

このように物のない部屋で暮らしているので、私の行動範囲はすごく狭いです。でもそのおかげでルーティン化が捗っているのも事実。毎日余計なことに頭を使わなくていいというのは、生活をこうも楽にするものか……と毎日しみじみ感じています。決断の数を減らして、そのぶん仕事に頭を使うという合理的な生活スタイルなので、毎日疲れて頭がパーンとなっている方はぜひ生活リズムをルーティン化してみてはいかがでしょうか。

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