綺麗な手の条件、その第一位は「長くスラっとした指」。指の長さは生まれつき……ではありません!指の筋肉を刺激してあげれば、年齢に関わりなく伸ばすことができるんです!今回は私が試した中で「これは指を伸ばすのに効果があった!」と思う方法をご紹介。
1、普段から大きめのマウスを使う
指を伸ばすには、筋肉を刺激してあげることが大切。しかし、毎日欠かさずハンドマッサージ!みたいなやつは長続きしませんよね。大体3日目くらいで「めんどくっせ!」となる。
なので私は、パソコンのマウスを大きめサイズに変え、作業しながら手の筋肉も刺激するという「ながらマッサージ」を行っていました。家電量販店は、手にスッポリに収まるSサイズから、どう見ても巨人向けだろと思うようなLLサイズマウスまで、幅広いサイズのマウスを揃えています。LLサイズのマウスを使うときは、どうしても指を目一杯開かなくてはいけませんよね。このとき、水かき部分と手の筋肉はガンガン刺激されます。その刺激が、指を伸ばすのに効果あるのです。
ただ、大きめマウスは小回りがきかず、IllustratorやPhotoshopのようなグラフィックソフトを操作するには不向きです。大きめマウスを力づくで動かしていると腕も疲れてきますし、時間がない時は最高にイライラします。
そのため私は「作業によってマウスを使い分ける」という方法を採用しました。IllustratorやPhotoshopを使うときはSサイズのマウス、ネットサーフィンをするときはLLサイズ、といった具合にマウスを使い分け、腕の疲れを最小限にしつつ、指の筋肉を刺激してやるわけです。指を伸ばしたい方はぜひ試してみてください。頻繁に指をかっ開くようにすると、血流が良くなり、むくみも解消します。
2、ながらエクササイズで指を長くする
私は学生の頃からギターを始めたんですが生まれつき親指が短く、6弦が押さえられませんでした。そこでギター教則本に載っていた「指を伸ばす“ながら”エクササイズ」を実践。このエクササイズ(マッサージ?)、超がつくほど簡単なので指を伸ばしたい方にオススメ。
- まず、伸ばしたい指をチョキの形にします。
- 人差し指と中指をアゴに押し当て、そのままソイヤッと押し込んでいきます。この時、指の水かき部分がやや痛いと感じるくらいがベスト。ゆっくりと押し込んでいくと、必ず「もうこれ以上は押し込めない!」という箇所があるので、そこで30秒ほどキープ。
- 親指と人差し指、中指と薬指など、全ての指で同じエクササイズをしたら、最後に軽く手をマッサージして血行促進。たったこれだけです。
アゴに指を押し込むときのイメージ画がこちら。アゴでなく、太ももや腕でもかまいません。
即効性はありませんが、毎日続けていると確実に指が伸びます。私が「明らかに指が長くなっている!」と感じたのはエクササイズを始めてから3ヶ月後。左親指と左人差し指でチョキを作って自分のアゴに押し当て続けた結果、左親指が数ミリ伸びました。実際の画像がこれ。
仕事中、勉強の合間、テレビを観ているとき、ネットサーフィンしているとき、本を読んでいるとき……とにかく片手が空いてるときは常に指をアゴに押し当てるよう意識すると、このように指を伸ばすことができます。ただし、同じ指ばかり使うと私のように「左右の指の長さが違う」という状態になるため注意。
3、マニキュアパッドを使う
マニキュアが肌につかないようにするマニキュアパッド(トゥセパレーターともいう)。このパッドをはめたまま眠ると、指と指の間の水かき部分が少しづつ広がり、結果的に指が長くなります。
普段から指を目一杯伸ばしたまま生活するのは、至難の業。しかし、強制的に指を広げ、水かきと筋肉を刺激してくれるマニキュアパッドを使えば、指を伸ばすこともそう難しくありません。
今回ご紹介した「指を伸ばす方法」には、やり過ぎたら指の節が太くなるといった副作用はありません。むしろ、手の血行が良くなり、むくみ解消にもなるなど、メリットの方が多いくらい。指を伸ばしたい方は、こうした「ながらマッサージ・エクササイズ」を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。確実に指が伸びますよ。