モー娘。’17の新曲BRAND NEW MORNINGから漂うSEALDs感がすごい

先日、モーニング娘。’17の新曲「BRAND NEW MORNING」のMVが公開されましたが、私はあれ見て「すげえSEALDsっぽい……」と思いました。

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BRAND NEW MORNINGの軍隊テイストは成功?失敗?

大サビで仕掛けてくるかも!と期待していたものの、驚くほど何もなく、あっさりさっぱりと終わった印象のBRAND NEW MORNING。ハロステEditを見たときは漠然と「SEALDsっぽいwww」と思っていましたが、フルMVを見た今、私の中では「SEALDsに扮したモーニング娘。’17が歌う紅蓮の弓矢を100倍くらいダサくしたやつ」という感想に落ち着きました。

MVの構成は今回もダンス+ソロリップ+イメージショット。こういうキメ顔ばかりのMVだとメンバーが恒例の劣化版道重ポーズに終始し、表現力がちっとも身につかないのにほんと毎度毎度ようやる……(※劣化版道重ポーズはこちらを参照)。現メンバーがやる劣化版道重ポーズはキム・ヨナの007に匹敵する下品さなので、ファンを減らしたくなかったら早々にやめさせるべきですね。

当ブログでは以前「モーニング娘。’16は歌唱力がクソなので、勢いだけで押し切れるダークサイド路線や軍隊っぽい感じで攻めろ!あるいはヴァルキュリアみがある生粋のご令嬢譜久村・牧野を使って日本人の信仰心をつつき回し、ハロヲタが崇め奉りたくなるような曲をもってこい!」という記事を書きました。

▼参考記事

モー娘。’16は今年「ダークサイド路線」で攻めろ!

ムキダシで向き合っては歌詞にドS成分と気高さが足りない

しかしヒューストン公演の頃(2016年2月)に持っていた勢いが消え去ったこのタイミングで軍隊テイストをもってきても全く盛り上がらないし、勢い・インパクトともに皆無。むしろこのタイミングなら欅坂の二番煎じ感が前面に出てしまうし、キメ顔MVだと笑顔の横山が不発に終わり、顔立ちがキツい加賀がさらにキツイ印象になって新規がつかない。

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 歌詞から感じるそこはかとないSEALDs感

BRAND NEW MORNINGの歌詞には、「新たなる大統領(=ドナルド・トランプ)に困惑の過渡期だ」や「沈めど起き上がる不屈のBRAND NEW MORNING」といった強烈な厨二ワードパワーワードが散りばめられています。

この歌詞を見たとき、私は「モーニング娘。’17がSEALDsみたいなこと言い出したwww」と失笑しました。パワーワードで歌詞を構成し、いかにも高尚な事を言っているようでその実、まったく中身がない所がそっくり。従来のハロプロ曲と比べてもかなり蛇足だし、聞き返していると「何言ってんだこいつ」感がすごいので、メディアで披露したら笑いものになる予感しかしません。楽曲でもMVでも歌割りでも真新しいこと何もしてないのに、何がBRAND NEW MORNINGなんだよ。みっともねえなほんと。

加えて、私はつんく楽曲に寄せようとして無理矢理若者言葉を使う星部ショウのセンスが嫌いです。BRAND NEW MORNINGの「誰かのことディスるより素敵なとこ褒めてあげたい」も狙いすぎでかなりあざといし、明らかに浮いてて違和感しかない。BRAND NEW MORNINGは歌詞が結構お固めでカチッとしているし、サビ終わりには「奪うなかれ 与えたまえ」というフレーズも出てくるので、ここは「誰かのこと貶し蔑むより 素敵なとこ褒めてあげたい」で良かったんじゃないでしょうか。

SEALDsとモーニング娘。’17の歌詞比較

ではここで、一時期話題になったSEALDsのラップと、モーニング娘。’17のBRAND NEW MORNINGの歌詞を見比べてみましょう。

SEALDsのラップ歌詞(一部抜粋)

蜂起する we are SEALDs  名無しの群衆

路上 孤独に立ち尽くす様は 腐ったnationのbasement

再構築する 個の言葉 思考 constitutionの体現

we don’t want ABEの改憲

(中略)

We still in the dream 祈るように 祈るように 夢を生きる

Always do the right things 先人のように 背筋伸ばし 前方を見つめる

モーニング娘。’17「BRAND NEW MORNING」(一部抜粋)

We’re BRAND NEW MORNING!新時代の幕開け

We’re BRAND NEW MORNING!過去を超えて行くぞ

新たなる音楽 新たなるカルチャー

新たなる大統領(トップ)に困惑の過渡期だ

変わりゆくときこそ 覚悟しろ痛みを

新たなる仲間と今攻める時だ

東の空昇る太陽のように 沈めど起き上がる不屈のBRAND NEW MORNING

私がこれまでのつんく楽曲から感じていた「ハロプロらしさ」とは、彼氏は愛しいね、友達は大切だね、親は偉大だね、恋って素敵ね!ご飯も美味しい!人生ってなんて輝いているの!という、「(だいぶフランクで等身大の)人生賛歌」です。ハロプロらしくない楽曲っていうのは、総じて歌詞にこの人生賛歌の要素がない点で共通してる。

従来のハロプロなら「新たなる仲間と今攻める時だ」は「とことんやんよ!」で済ませ、後はリスナーを信用してその解釈に委ねるし、幸せや感謝に気づくときは「平和が揺らぎかけたとき」じゃなく「家族の団らん」の最中だったはず。そういうありふれた等身大の幸せを歌ってるのがハロプロだと思ってたんですけどね私は。ひでえ解釈違いだ。

星部ショウのライナーノーツも読みましたが、中学生でももっとマシな文章書くぞと思うほどの稚拙さで、そこばかり気になって内容が全く頭に入ってきませんでした。もっとデータベースを更新しろよほれほれ~(私は以前から星部ショウ=人工知能説を推しており、既存のハロプロ曲やつんくのデータを移植された巨大な脳みそが作詞・作曲していると思っている。なんとかPonPonも、印税払いたくないがゆえにアップフロントが導入した人工知能という設定でFA。多国籍ってあれだろ多分ハードは日本でCPUはサムスンみたいな)。

私が気になった「歌詞の矛盾」

BRAND NEW MORNINGの歌詞には、「ここ矛盾しているのでは?」という部分がちらほら出てきます。まずは、Aメロの「新たなる大統領(トップ)に困惑の過渡期だ」と、サビの「誰かのことディスり蔑むより素敵なとこ褒めてあげたい」の部分。

ここ、ディスるより褒めてあげたい><とか言ってるくせに、その張本人がAメロでドナルド・トランプ米大統領ディスってるのアホすぎない?前後の歌詞をみると「新たなる大統領(トップ)に困惑の過渡期だ」はどう考えても伝聞や客観じゃなく「主観」なので、明らかに矛盾してんだろここ。この表現を突き詰めていけば多分相互主観性とかの小難しい話になるんでしょうけど、歌詞の浅さを考えれば星部ショウは絶対そこまで考えてないですよね。

太陽のように沈めど起き上がる不屈の……とは?

次は、サビの「東の空昇る太陽のように沈めど起き上がる不屈のBRAND NEW MORNING」の部分。ここはまあ、あれですね。「踏まれても起き上がる雑草」のような表現なら直後に「不屈の」をつけても違和感はないけど、太陽や月の昇降はただの自然現象であって、太陽自身が根性みせたから陽が昇るとかそういう話じゃないだろっていうアレ。百歩譲って「不滅の」ならまだ分かるけども「不屈の」はモヤモヤするなぁ……。

地動説がメジャーな日本だと多分「太陽=他動的」なイメージだから、一般人にBRAND NEW MORNING聞かせても「日本語でおk」と言われるのがオチなのでは。そもそも、なんで星部ショウはマイナーな天動説目線なんだよ。

大サビでのそうじゃない譜久村

だけじゃないテイジンみたいに言いましたが、格好いい!と評判の、譜久村ソロパート「奪うなかれ」のことです。ここ良いですよね。「奪う」の歌いかた私も好きですが、せっかくの見せ場なのに「なかれ」で語尾がふらついてるので「ああん!惜しい!」と悶絶せざるを得ない。最近はどの曲もボーカルテイク適当すぎるので聞いててイライラします。

譜久村リーダーの真骨頂はその高音ロングトーンにあるので(あまりに好きすぎて記事書いた)、どうせならこの「奪うなかれ」も、その後の「与えたまえ」にかぶせるくらいロングトーンで攻めてほしかったですね。伸ばして伸ばして上げてかーらーのードーン!!みたいな(語彙力)。

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BRAND NEW MORNINGは「We’re BRAND NEW MORNING!」の方が目立ち、サビのインパクトが猛烈に弱いので、大サビもあんなじゃ盛り上がりに欠ける。そもそもサビすらないつんく曲に比べれば遥かにマシですが、なんかこう、そうじゃないんだよなぁ……という感想を持ちました。

やっぱり引きすぎのアイキャッチ

新曲が出るたびいつも言ってますが、アイキャッチに引き絵ばかり使うのアホの極み。13期フィーチャーしているんだったら13期のアップにしとけよそこは!加賀のアップがキツいなら、ビジュアルメンの生田・尾形・牧野前面に出しとけ!

メンバーよりセットを主役にする、褒めて!褒めて!みたいなこのやり方、すごく鼻につく。制作陣は裏方なんだから前に出てくる必要ないんですよ。自己顕示欲の塊ですねほんと。滝行でもしてこいよ。

アイキャッチBNM

アップと引きでどれくらいインパクトが違うか、とくと見るがいい!というわけで、13期をフィーチャーするアイキャッチを作ってみました。どう考えてもアップの方が良いでしょ!食いつくでしょ!お、なんかこのMVかっこよさげだなと思ってついクリックするでしょモーニング娘。’17に興味ない一般人も!

モーニング娘。のアイデンティティ崩壊

モーニング娘。っていうのは以前から、口パクしない、ダンスが凄いという「本物志向」を売りにしていたはずです。メディアでもそこを露骨にアピールし、口パクアイドルとは違うんですぅ~ダンスも超練習とかして大変なんですぅ~とドヤっていたくせに、外部クリエイターが制作したつんくのパチもん曲(BRAND NEW MORNINGとか)を自信満々に歌い踊るという、この矛盾。制作陣は誰も指摘しないのか、みんな気づかないだけか……多分後者でしょうね。

つんくがプロデューサー卒業したとき、ヲタはとっくに気持ち切り替えて外部提供受け入れる覚悟しているのに、肝心の制作陣がつんく離れできず、嫉妬丸出しの二番煎じ曲ばかり持ってくるから、公開後に結局いつもそこを指摘し比較されて一流とド三流の違いが露見し、メッタメタに叩かれるんだという事すら自覚してなさそうなこの現状。

これからも口パクなんてしない本物のアイドル!高スキル!とか、違いが分かる人がハマる!とかアピールして、何喰わぬ顔してつんくのパチもん曲歌うの?さすがに馬鹿すぎない?

画像出典元:ハロ!ステ#207

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