NTTドコモに対して調停申立てをする場合、相手方にするのはどこ?

ドコモと民事調停をした折、1番迷ったのが「どこを相手方にするか?」です。実は私、一度これでポカをやらかし、調停の申立てを2回する羽目になってるので、同じ犠牲者を出さないためにもその時の体験談を書き残しておきます。

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裁判所では「NTTファイナンス」を相手方にしろと言われたけど……

民事調停の申立てをしよう!と決意し、まず向かったのは近隣の簡易裁判所。調停の手続きは、簡易裁判所の中にある「調停係窓口」に出向き、書記官にトラブルの内容を相談しながら進めていきます。

ネットの体験談などでは、裁判所は申立書の書き方しか教えてくれない!という声も見かけます。しかし、どういった内容で申立てをするのか書記官が理解しないと当然書き方を教えられないので、きちんとヒアリングをしてくれます。申立書についても、紙を渡してはい終わり!じゃなく、似たような事件の雛形をくれますよ。ご安心を。

パケ死トラブルは「不当利得返還請求」事件

今回のようなスマートフォンの使用に関する不当請求の場合は「不当利得返還請求」という趣旨の申立てを行います。不当利得返還請求というのは、「貴方(相手方)が不法行為によって得た利益を返還しなさい」という意味ですね。

私が裁判所に出向き、「スマートフォンの接続設定が許可なく変更され高額なパケットを請求されたので返還請求したい」と説明すると、書記官の方は「相手方に指名するのはNTTファイナンスですね~」と言いました。

そして言われるままNTTファイナンスを相手方にして民事調停の申立てを行い、裁判所を通じて申立書を相手方に送付すると、後日裁判所に「自分たちは料金代行会社なので本件には関係ない。調停は欠席します」と電話があり、同じ内容の回答書が裁判所に届いたそうです。

相手が欠席すると事前に分かっていても、当然調停は開廷されます。調停の5日前に担当書記官から電話があり、NTTファイナンスが欠席するそうですと教えられましたが、この時点で「じゃあ申立てを取り下げます」とはいかないんですよね。

私は調停当日、裁判所に出向き、調停員2人と裁判官にNTTファイナンスの回答書を見せられ、「相手方が欠席されたのでこの調停は取り下げにします」と告げられました。この間、わずか2分。そして仕方ないので、相手方を変更して再度調停の申立書を行うことに。

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民事調停の相手方はどこだ!?

2回目の調停申立てを行うにあたり、相手方にどこを指定するべきなのかドコモに直接電話して聞いてみることにしました。これは担当くださった書記官にも「確認したほうがいい」と念を押されたからです。また相手方を間違えて申立てをしたら、それこそ二度手間になりますし、何より印紙代と切手代がもったいない。

しかし、ドコモカスタマーサポート(115)に電話して「御社に対して民事調停の申立てを行うのでどこを相手方にすれば良いか教えてください」と告げても、「確認致しますので少々お待ち下さい」を連呼ののち、折り返し対応になる始末。

にも関わらず、「弁護士はたてているんですか?」と聞いてくるんですよ。まさに図々しさの極み。ここで「立ててません」と言おうものなら相手の思うツボなので、自分にとって不利になりそうなことを聞かれたときは、上手く話を濁すようにしてください。私は調停時はまだ弁護士を立てていなかったので、バカ正直に「訴訟になったら立てます」と言ってしまい、後から後悔しました。この質問に対しての理想の返しはこうだったな~!

ドコモ:差し支えなければ、今回の件に関しては弁護士をたてていらっしゃるのでしょうか?

廣瀬:差し支えるので、このお電話ではお答えしかねます^^

ドコモ:^^;

廣瀬:^^

ドコモは裁判関連の件については何も教えてくれない

ドコモカスタマーサポート(115)で民事調停の相手方について問い合わせた30分後、ドコモの東京インフォメーションセンター(0120-800ー000)から電話がかかってきました。しかし、「裁判に関することについては電話でお答えできません」の一点張りで、全く話にならない。また、「裁判に関することは裁判所を通してしかお教えできない」と訳の分からない主張をしてくるので、こちらも困り果てました。

その時のやりとりを書き起こしたものが、以下の記事です。

「裁判に関することは一切教えられない」そうです。ドコモ東京インフォメーションセンターの回答全文 – よなかのはなし

9月11日にドコモのカスタマーサポート(115)へ電話したときは、私が法的な措置を取ることに対して「はい。もしあのー、そういった事でですね、今後お話ということであれば、またご連絡いただければですね、こちらのほうでも、ご対応なりはさせていただきたいと思いますので」と言っていたのに、これですよ。(※当時の会話を書き起こしたものは、こちらです)

後日、裁判所に言って「ドコモに電話したけど何も教えてくれませんでした」と告げたら、書記官も呆れ顔。「ドコモが言うには、裁判所の案内が間違っているそうですよ」と、しっかり告げ口もしておきました。ドコモめ……小市民の戦い方を思い知るがいい!

【結論】調停・訴訟の相手方は「株式会社NTTドコモ」でOK!

というわけで、裁判に関しての情報について、ドコモは契約者に何一つ教えてくれませんでした。当事者のドコモが教えてくれなかったので、私は間違っててもいいや!と「株式会社NTTドコモ」を相手方にして2回めの調停申立てを行いましたが、これで正しかったようです。

しかし、結論から言うと、この民事調停はあっけなく不成立になりました。ドコモに対し調停を申立てても、和解できる可能性はほぼ皆無!という事実だけが、今回の収穫。ドコモとトラブルになって調停を検討する場合は、申立て費用と時間をドブに捨てるつもりでどうぞ。経験者としては、あまりおすすめしませんが。

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