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よなかのはなし

LifeHacks And Hello!Project Blog

最も収益が高いのは?Google AdSenseの配置を10パターン検証してみる

ブログ ライフハック

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最近、Google AdSenseを導入して色々試行錯誤するのが楽しくなってきました。配置換えやユニットの見直しをして数値が上がったり下がったりするのを見るのはこう、アリの巣観察みたいで探究心をそそられますよね……。

 

先月、Google AdSenseのポリシー変更に伴い、AdSense広告の3枚制限が撤廃されました。そこで当ブログでは2~3日ごとにしれっとAdSenseの配置やユニットを変え、AdSense広告を増やすとクリック率・収益などがアップするのか、その経過を観察することに。今回は自分の備忘録も兼ね、その検証結果をご紹介!

 

これだけは変えられない!鉄板の配置「記事下」

AdSenseの配置でまず鉄板なのが記事下。ここは一番クリック数が多い場所なので絶対にAdSense広告を置いておきましょう。ユーザーは「ソーシャルボタンが見えるまでがコンテンツ」と思ってスクロールしてくれる場合がほとんどですから、記事下に設置してあるソーシャルボタンの上に置いてAdSenseを最適化しておくのも忘れずに。

 

後述しますが、ソーシャルボタン直下に置く場合と直上に置く場合ではクリック率に大きな差が出てきます。

 

記事下レクタングル大VSダブルレクタングル

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記事下にアドセンスを配置するとき、まず悩むのがレクタングル大を1枚貼るか、ダブルレクタングルにして2枚貼るか。大手サイトのほとんどは記事下のダブルレクタングルを採用していますが、雑記中心の個人ブログがアクセス数桁違いの大手サイトを参考にしてもあまり役に立たないので、今回は数日ごとに配置を変え、実際に数値の変化を観察することにしてみました。

 

当ブログは8割がスマホなどモバイル端末からのアクセス。パソコンでしか役にたたないダブルレクタングルはクリック率も悪いのでは?と思いましたが、導入してみるとレクタングル大とほぼ同等のクリックを稼ぐという以外な結果に。ただ、やはりダブルレクタングルは広告をガッツリ貼っている感が出るので、サイト全体のクリック率はゆるやかに下降。

 

ダブルレクタングルはメディアクエリで指定(タブレットサイズ:768px以下の場合は右の広告を非表示)にし、パソコンなら2枚、タブレット・スマホなら1枚になるよう

display:noneで対応。1週間ほど様子を見ましたがCTRも低く、雑記ブログにはあまり適さないように思います。当ブログが現在ダブルレクタングルを採用していないのはこのためです。

 

これまで試したAdSenseの配置

記事下以外の配置は、もう何十回と変えては戻し変えては戻しの繰り返しでした。ネットで評判が良い配置を見つけては試し、やっぱりダメだ!と言っては戻し……。特に当ブログはハロプロやライフハックネタを中心とした雑記ブログなので、元々AdSenseの単価は低いんですよ。

 

ちなみに今回の実験における前提条件、当ブログのスペックはこんな感じです。

 

参考記事
  • 使用しているのは、はてなブログpro。テンプレートは「Blank」
  • 2カラム・レスポンシブデザインを採用
  • デザインは白ベースのシンプルデザイン。個別記事内に使う色味も少なめ
  • 1記事当たりの平均文字数は2000字
  • 取り扱うテーマはライフハック・ハロプロなど。完全に雑記
  • ページの読み込み速度は平均4.3秒

 

そうした制約がある中でどこまで高い数値を出せるか……あーでもないこーでもないと言いながら実際に試したAdSenseの組み合わせが以下になります。

 

パターン1:個別記事のタイトル下・記事中にレクタングル大

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 個別記事のタイトル直下 336×280
レクタングル大 記事中真ん中の大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル(大×2) 記事直下 336×280

 

個別記事のタイトル下にAdSenseを配置することについてはユーザビリティー面で賛否両論あると思うんですが、はてなブログの場合この配置は論外です。というのも、はてなブログは元々サイトの読み込み速度が非常に遅く、AdSense広告が読み込まれる前に9割がたスクロールされてしまうんですよね。要は遅延が発生するんです。

タイトル下に広告を置いても表示回数・アクティブビューともに数値が低く、まったく収益に繋がりません。ここははっきり言って置き損です。

 

上に配置してあるものから高単価の広告を振り分けられるというAdSenseの仕様上、スルーされるタイトル下に無駄な広告を置くと、最もクリックされる記事下の単価にも当然悪影響が出てしまいます。収益が低いほうが燃える!というドMな人以外は止めておいたほうが無難でしょう。

 

パターン2:一番目と記事中央の大見出し上にレクタングル大

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 1番目の大見出し直上 336×280
レクタングル大 記事中真ん中の大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル(大×2) 記事直下 336×280

 

これはブログの特性や記事の内容にもよると思うんですが、当ブログの場合はなんだかんだで最後まで記事を読んでくださる方が多いらしく、1番目の大見出し直上にレクタングル大を置いても表示回数・アクティブビューともに低い数値で効果なし。

 

あと、Wi-Fiだとそうでもないんですが、モバイルデータ接続(3G/LTE)のときは読み込みに時間がかかるのが不安要素。これは明らかに広告が表示される前にスクロールされている……と感じたので、最初の大見出し直上のAdSense広告は5日程度ですぐに撤廃。効果はタイトル下に配置した場合と同じくらいでパッとせず、個人的にはここもおすすめできません。

 

パターン3:最後の大見出し直上にレクタングル大

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 記事最後から2番目の大見出し直上 336×280
レクタングル大 記事中最後の大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル(大×2) 記事直下 336×280

 

当ブログの個別記事は最後に「まとめ」や「総括」でくくっています。これらは全て大見出しをつけているので、その直上にレクタングル大。さらにその上、最後から2番目の見出し直上にもレクタングル大を設置。これは、一番クリックされるのが記事下ならAdSenseも記事下に固めてみると良いのでは?と思ったからです。

 

記事直下との距離が近いのでクリック数は伸びないかも……という考えもありましたが5日間観察してみると、この3つの中で最もクリックされたのは記事最後の大見出し直上!その次が記事直下のダブルレクタングル(左)、最後から2番目の大見出し直上は最もクリック数が悪いという結果になりました。

 

おそらく、「まとめ」という大見出しが目に入ると、記事をシェアする気のないユーザーはここで離脱するんでしょう。そのため、記事直下よりも最後の大見出し直上の方がクリックされたのだと思います。どちらもCTR的には悪くはありませんでしたが、やはりAdSense同士の距離が近いので「広告だらけ!」という印象を与えユーザビリティを損ねる可能性があるかも、と当ブログでは採用しませんでした。

 

記事直下のAdSense広告をクリックさせたいなら、最後の見出しを「まとめ」にせず、まだ続きがあるのかな?という思わせぶりな見出しを付けると良いかもしれません。

 

パターン4:レクタングル大を記事中に2枚

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 上から2番目の大見出し直上 336×280
レクタングル大 上から3番目の大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル(大×2) 記事直下 336×280

 

誤タップが多くなり単価は下がる、と聞きつつ、恐る恐る導入したのがこの記事中にダブルレクタングル大を2枚設置する方法。

当ブログは記事によって大見出しの数がまちまちですが、JavaScriptで上から2番目と3番目の大見出し直上にレクタングル大を自動挿入してみました。

 

数日様子を見てみましたが、この記事中2枚は非常にクリック率が悪い。単価も下がり結果は燦々たるものです。途中で読む気を無くしたユーザーが離脱するさいクリックしてくれるかも……と思っていたんですが、これは予想外でした。記事中2枚より記事下ダブルレクタングルがクリックされていたので悩む余地もなく撤廃です。

 

パターン5:記事下のソーシャルボタンと関連記事の間にレクタングル大

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 1番目の大見出し直上 336×280
レクタングル大 記事下SNSボタン直下 336×280
ダブルレクタングル(大×2) 記事直下 336×280

 

記事下が一番クリックされるなら、他のAdSense広告も近い場所に置いたほうがいいのでは?と思い、一時期、記事下のソーシャルボタンとその下に設置していた関連記事ユニット(Milliardプラグイン)の間にJavaScriptでレクタングル大の広告を自動挿入していました。

 

結果としてこの場所はイマイチ。クリック数は記事下アドセンスと同じくらい稼げるんですが、そのぶんアクティブビューが低下して1クリックの単価をガクンと下げる結果になりました。レスポンシブデザインの場合、関連記事を読む気がないユーザーはそもそも記事下へスクロールしませんから、多分そのせいでしょう。全体的にサイトの離脱率が高めならこの配置をする意味は皆無ですね。

 

パターン6:ブログのタイトル下にモバイルビックバナー

ユニット配置場所サイズ
モバイルビックバナー ブログタイトル直下 320×100
ダブルレクタングル(大×2) 1番目の見出し直上 336×280
ダブルレクタングル(大×2) 記事直下 336×280

 

スマートフォンに最適化するなら、上部に常時表示されているブログタイトルの直下にラージモバイルバナー(320×100)を表示させるのもアリかな……と思い、試しに導入してみました。

 

ラージモバイルバナーは480pxをブレイクポイントに設定し、パソコン・タブレットなら非表示、スマホ端末なら表示させるようにCSSで指定。ただここでもネックなのが、はてなブログの読み込み速度です。

 

ブログのトップページを表示させたとき、スマホだとラージモバイルバナーが読み込まれるまで1~2秒ほどの遅延が発生し、この間にスクロールされる可能性が非常に高い。5日間導入して表示数などの推移を見ましたが、数値が低すぎて白目剥きました。タイトル直下にAdSenseを配置しても効果はほとんどないと考えて良いでしょう。

 

パターン7:トップページの記事タイムラインにアドセンスを挿入

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 トップページの5番目記事直下 336×280
レクタングル大 トップページの10番目記事直下 336×280
レクタングル大 トップページの15番目記事直下 336×280

 

当ブログは先日ちょっとトップページのカスタマイズをしまして、今までは記事アイキャッチがドドーンと表示されていたのを、サムネイルに変えてアーカイブページと同じリスト表示に変更しているんですね。

そこで、記事5個ごとにAdSenseを自動挿入できないかな……と思いたち、試しに導入してみることに。イメージ的にはホリエモンドットコムのトップページみたいな感じですね。

 

JavaScriptで指定し、この「トップページにアドセンス自動挿入」を行ってみたんですが、結果としてブログの読み込み速度が2~3秒遅くなったのでこれはいかん!と取り外しました。

 

 パターン8:サイドバー上部にラージスカイスクレイパー

ユニット配置場所サイズ
ラージスカイスクレイパー トップページのサイドバー上部 300×600
ダブルレクタングル大 個別記事の1番目大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル大 記事直下 336×280

 

クリックされる広告に共通しているポイントは「サイズが大きく目立っている」こと。このポイントを優先し、サイドバー最上部に導入してみたのが縦長のAdSense広告、ラージスカイスクレイパー(300×600)です。ラージスカイスクレイパーもメディアクエリで指定し、タブレット・スマホ端末なら非表示、パソコンでのみ表示させていました。

 

5日ほど様子を見てみましたが、当ブログではあまり表示・クリック率が良くない。トップページの読み込み速度も1秒程度遅くなりましたし、パソコンでサイトを開いたときにファーストビューでドカーンと大きな広告が目に入るのも鬱陶しいな……と色々考えた末、撤廃することに。

 

パターン9:記事上・記事下にそれぞれダブルレクタングル大

ユニット配置場所サイズ
ダブルレクタングル大 1番目の大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル大 記事直下 336×280

 

AdSenseポリシー変更で導入可能になったのが、この記事上・記事下のダブルレクタングル(計4枚)。ダブルレクタングルは記事上・記事下あわせて4枚のアドセンスを貼るので、導入に伴い記事中に挿入していたレクタングル大のAdSenseは取り外しました。

 

スマホ端末でページを開いた場合は、ダブルレクタングルの右側広告のみ非表示に。つまり結果的に個別記事ページ全体のAdSense広告は2枚になるので、当然、単価やクリック率は下がります。しかも上下に大きなレクタングル広告があるのでやはり「いかにも広告貼ってます!」感が出たせいか、クリック率を大幅に下げる結果に。

 

※自分のブログはどの端末で読まれているのか分からないときは、Google AdSenseのパフォーマンスレポートを開き、レポートタイプを「プラットフォーム」にして確認しましょう。もしもパソコンからのアクセスがそこそこあるようなら、記事上・記事下のダブルレクタングルを導入してみるのもアリですよ。

 

レクタングル大1つをセンター揃えにするより、左寄せの方がクリックされやすかった!

ダブルレクタングルはレクタングル大の広告が横並びになっているデザイン。クリックされるのは圧倒的に左側に設置している広告ですが、だからといって安易にレクタングルを1つにしてセンター寄せにするとクリック率が大幅に下がります。

 

特に、レクタングル大をセンター寄せにすると余白が目立ち、結果として広告の印象を薄めてしまうので要注意。右側のレクタングル大があまりクリックされていないようならアドセンスを1枚に減らし、左寄せにしておきましょう。

 

私のブログはデザインが白ベースでとてもシンプルなんですが、こういうシンプルなデザインだとやっぱりレクタングル大を1つだけセンター寄せにするとスカスカ感が目立ちます。

 

パターン10:記事上・記事下にダブルレクタングル、リード文直下にビックバナー

ユニット配置場所サイズ
ビックバナー 記事内目次の直上 728×90
ダブルレクタングル大 1番目の大見出し直上 336×280
ダブルレクタングル大 記事直下 336×280

 

記事上・記事下のダブルレクタングルにしたとき、スマホ閲覧時はそれぞれ右側の広告は非表示になります。記事内のAdSense広告が2枚というのも寂しいので、記事のリード文と目次の間にレスポンシブのAdSense広告を設置してみました。

 

これはパソコン表示だとビックバナー、タブレット・スマホだとそれぞれのディスプレイサイズに応じたモバイルバナーが表示されます。リード文の直下は離脱率が高い部分ですし、読み進める方もまずは目次を見て内容を確認するはず。リード文と目次の間にAdSense広告を置くことで、離脱するユーザーにクリックしてもらおうという狙いです。

 

導入してからまだ5日程度ですが、現時点では記事中に設置するよりもクリック率・単価が下がっています。上部に広告を固めてしまうと離脱率も高くなり、ユーザビリティを大幅に損ねてしまうことの証明ですね。リード文直下にビックバナーを設置しているサイトはよく見かけるんですが、当ブログにはマッチしませんでした。

 

Google AdSenseを10パターン試して分かったこと

この一ヶ月、AdSenseの組み合わせを変えてブログに導入してみましたが、最終的に最も収益が上がったのは以下の組み合わせです。

 

ユニット配置場所サイズ
レクタングル大 2番目の大見出し直上 336×280
レクタングル大 最後の大見出し直上 336×280
レクタングル大 記事直下 336×280

 

結局、いくらGoogle AdSenseのポリシーが改定されたからといって、広告をベタベタ貼りすぎるとクリック率・単価などをガクッと下げてしまうということです。個別記事内に最大で5枚ほど貼ってみても、結局収益が高いのは上記のレクタングル大3枚の方でした。というわけで、当ブログは今後もしばらくレクタングル大3枚だけでいくことにします。もしかするとまた検証のために他のユニットを一時的に置くかもしれませんが……。

 

AdSenseの貼り過ぎはユーザーに嫌われますし、このように収益を低下させる原因になるのでほどほどに!