そうじゃねえよ…モーニング娘。’16のCD売上不振から学ぶ正しいメイキング映像の使い方

毎週、ハロプロのレコーディング映像やMV撮影の舞台裏を配信している、アップフロントのYou Tube番組「アプカミ」。先日モーニング娘。’16の新曲「Tokyoという片隅」のMV撮影メイキングが配信されましたが、見てて何度も「そうじゃねえよ」と言いたくなったのでぶっ叩きます。

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アプカミを見て思わず指摘したくなる「メイキング映像」の使い所

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アプカミの再生回数は1回配信当たり平均で6~7万程度。昔はCDの初回限定盤に収録されていたメイキングがほんとんどこの番組で配信されている感じですね。モーニング娘。’16の他にも℃-uteやアンジュルム、こぶしファクトリーなどハロプログループのレコーディング映像やMV撮影、そしてリリース情報や気持ち程度のオリジナルコンテンツで構成されているので、視聴層としてはモーニング娘。やハロプロに興味を持ったばかりのライトファンよりも比較的CDを買い握手会に来るようなハロヲタ向けの番組と言えるでしょう。

こんなニッチな内容にも関わらず「一応一般層向けに作りました~www」などと言おうものなら全国の映像制作者からぶん殴られるレベル。

本来アプカミで配信されているようなメイキングはシングルの初回限定盤に収録し購買意欲を煽るために使用するべきなんですが、何故You Tubeコンテンツに組み込んでいるのか私は本当に不思議で仕方ありません。いや嘘、本当は分かってます。あの事務所は自社でコンテンツを作る企画力がないからメイキングを小出しにするんです。昔からそうです。

TwitterやYou Tubeのコメント欄、あるいはブログ等々でさんざん「メイキングや特典映像があれば初回限定生産盤のCD買うけど、ないから配信で済ます」と言われ続けているのにこうしたファンの声を無視してアプカミでのみメイキングを配信し続ける空気の読めなさは多分あれだぞ、笑うところだぞ。

しかしこの事務所、ファンの意見を毎回サクッと無視し自分たちのやりたい事をだけをやる!みたいな所はほんとに社長が変わっても役員が変わっても全く改善しませんよね。なんで一度ヒットを飛ばした会社っていうのはどいつもこいつも変な自信をつけて周囲の声を聞かない裸の王様になってしまうのか……。

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アプカミはもっと踏み込んだコンテンツを提供しないと誰も見てくれないよ、という話

アプカミの5月14日配信回ではモーニング娘。’16の新曲「Tokyoという片隅」のMV撮影の様子が流されました。

アプカミ#16 モーニング娘。’16「Tokyoという片隅」MV裏側-YouTube

見るの面倒、という方のために内容をざっとご紹介すると以下のような感じ。

アプカミ内で流れたTokyoという片隅メイキング内容

  • スタジオでのダンスシーン撮影映像
  • ソロリップシーン撮影映像
  • アナザーショットのソロリップ撮影映像

実際にアプカミの映像を見てもらえると分かりますが、どれもカメラでメンバーを撮影している映像が淡々と流されるだけで面白みは皆無。ナレーションで演出をするとか、効果音を使って盛り上げるとかいう概念も皆無。

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これはアプカミだけでなくハロステ、GIRLS NIGHT OUTなどアップフロントの配信番組全てに言えることですが、どれもコンテンツが薄くて作りこみが浅い!一回見たらもう良いかな~と言う内容ばかりなので再生回数が伸びないのも当たり前です。

そもそもアプカミのような制作現場を見せる番組に求められるものは、もっと具体的で実際にものづくりをしている人間の役に立つようなコンテンツでしょう?たとえばMV撮影の舞台裏を見せるとしたら、撮影風景だけじゃなく、もっと前段階から見せて一連の制作の流れを示してあげるべきでしょうこんな具合に。

  1. MVのコンセプト決め(会議の映像を流し、細部はナレーションで補足)
  2. MVの絵コンテ披露(コンテの書き方についても言及)
  3. スタジオのセッティングの様子(早送りで1から設営の映像を見せる)
  4. メンバー撮影映像(カメラの配置決めなども)
  5. 撮影した映像の編集方法、エフェクトの決め方など

この中で特に価値が高いものは、コンテと映像の編集方法でしょうか。実際にモーニング娘。’16のMV撮影現場ではどのようなコンテが使われるのか、そしてプロはどんな風にソフトを操って映像編集をするのか、アプカミをわざわざ見に来る視聴者っていうのはそういう現場のリアルでテクニカルな部分が見たい人達なんじゃないの?

そしてちょっと突っ込んだことを言わせてもらうと、どうせメイキングを配信するなら今回みたいな毎度お馴染みのマンネリMVの撮影風景より、あの糞ダサい衣装制作のメイキングの方がファンはよっぽど見たいと思うし、話題にもなると思いますけどね。少なくとも私は「Tokyoという片隅」という、あのとてつもない切な系ロック曲をどう捉えたらこんなクソダサい衣装が生まれるのかその過程をすごく見てみたいよ。

とまあ、くどくど言いましたが要はどのコンテンツでも惰性でコーナーを続けるんじゃなく、ファンが何を見たがってるかちゃんとリサーチしてから作ってください、ということですね。

今回のMVメイキングのように、どうせヲタしか見ないんだから取り敢えずメンバーだけ映しとけば良いだろう的なアプカミの方針はコンテンツを提供する立場として軽慮浅謀も良いところですし、言葉は悪いですが「商売センスゼロか!」と言うしかない。売上に関わるプロモーション、ひいてはそのための映像コンテンツで楽しようなんて言語道断ですよなめてんのか。

私はハロステやGIRLS NIGHT OUTのコンテンツが適当すぎることに腹をたててこのブログで過去に何度もぶっ叩き、つい先日も適当な小田いじりでこんがり燃えたモーニング娘。’16の全国握手会動画の作りこみの浅さをぶっ叩いたばかりです。

まとめ

You Tubeコンテンツに共通するこの適当さを見直さないことにはいくら映像コンテンツを提供してもCDの売上には繋がらないし、逆に今後まったく採算が取れずコンテンツの質を落としていくだけなのは明らか。

もう本当に今更感を承知で言いますが、なんでアップフロントにはこういう当たり前の事を当たり前にできる人間がいないんだよ。

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