ハロプロ

これ以上クールハローを強要するなら赤羽橋ファンクとか言ってないで林田健司を連れてこいよ論

赤い公園・津野米咲の楽曲提供で話題になっているモーニング娘。’16の新曲、泡沫サタデーナイト!

メンバーいわく「歌って踊れるノリの良い赤羽橋ファンクに仕上がってます!」。歌って踊れる、ねぇ……。

ハロプロ名物「赤羽橋ファンク」とは

ファンが度々、口にする「赤羽橋ファンク」。これはハロプロの中でもとりわけファンク色が強い曲を呼び表す造語で、最近だとこぶしファクトリーの「チョット愚直に!猪突猛進」、アンジュルムの「大器晩成」、モーニング娘。の「スカッと!MyHeart」などが該当します。

代表的な赤羽橋ファンク曲一覧

  • インスピレーション!/モーニング娘。
  • 笑顔YESヌード/モーニング娘。
  • The 摩天楼ショー/モーニング娘。
  • スカッと!MyHeart/モーニング娘。’15
  • 大器晩成/アンジュルム
  • 臥薪嘗胆/アンジュルム
  • ロマンスの途中/Juice=Juice
  • チョット愚直に!猪突猛進/こぶしファクトリー

ハロプロが続けている、誰も得しないクールハロー路線。私としては「クール路線続けるならダサい赤羽橋ファンクじゃなくて林田健司連れてきて徹底的にクールを貫け!それができないならもうやめちまえ!」という気持ち。なぜなら私は「赤羽橋ファンク」にクールさを微塵も感じておらず、ファンクでクールといえば林田健司とか久保田利伸とかでしょ?と思っているからです。

林田健司氏の代表曲と絵いえばSMAPの「$10」やブラックビスケッツの「スタミナ」。最近では関ジャニや東京女子流に楽曲提供をしていますが、彼の作るファンクは天下一品。どの曲もバックビートがえげつないうえ、猛烈にダンサブル!そして、べらぼうにクール!

なので、クールハローしている今のモーニング娘’16。に必要なのは津野米咲でなく、エグさのある色っぺーファンクが書ける林田健司のような方だと思うんですけれども……。

必要なのは赤羽橋じゃなく、可愛いファンク♡

アイドルであるにも関わらず「可愛さ」を徹底的に排除しにかかる、それがここ最近のハロプロを支配している「クールハロー路線」。しかしファンからの評判は最悪オブ最悪。モーニング娘。に延々EDM楽曲を歌わせ、ギンギラギンの衣装を着せ、コンサートTシャツをグレーや黒にし、挙句の果てにはグループロゴをしれっと細字にして個性を殺す。まさに愚行。

「俺達がクールで行くつったら行くんだよ!ヲタは黙ってATMになってろ!」と事務所が、絶対にこの路線で天下を取るんだ!くらいの気概を持ってプロモーションやってるなら私だって一応の理解は示しますし、納得もしますよ。

でも肝心の事務所が金を落とすヲタに媚びてはふらふらし、クール路線を貫ききれずチャカポコした曲もってきたり、変な赤羽橋ファンク持ってきてくるからさすがにイラッときて「それは違うんじゃない?」と言ってるわけです。

赤羽橋ファンクは確かにファンからの人気も高く、ハロプロのお家芸とでも言うべきもの。が、それはやはりつんくボーイ作るからこそ。外部のクリエイター達がハロプロ文法という枠にはめて作った「偽・赤羽橋ファンク」なんて所詮二番煎じ、いやもういっそ出涸らしの域だと言ってもいいでしょう。はぁーしょっぺーしょっぺー!

そんな出涸らし曲をモーニング娘’16の初シングルに持ってくるなんて適当すぎにも程がある。発売前から「売る気ないの?ないのかオラ」と疑うレベル。プロモーションしなくてもそこそこ売れるだろう、と高をくくって手を抜いてるのミエミエ。売る気ないの?ないのかコラ。

事務所がゴリ推ししているクール路線っていうのは、ずっとひたすらキリッとし続けろよというやつなので、表現力は偏るし、辛気臭く見えるし、可愛げがなくなるし、みんな老けて見える。クールテイストは可愛さや多幸感の中でたまにやるからこそ良いのに。

最近のモーニング娘。は辛気臭い念仏曲ばかりをシングルにする。そのせいでコンサート会場が葬式みたいになってる。早く林田健二を連れてこい。

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