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よなかのはなし

LifeHacks And Hello!Project Blog

良質のメールマガジン「国際的日本人養成講座」のおすすめ記事ベスト5

ライフハック BOOK ウェブ

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今回は「転載歓迎」というご好意に甘えて、「国際的日本人養成講座」の好きな記事を5つほどご紹介していきたいと思います。内政・外交・国際情勢、さらには日本が世界に誇るべき功労者の方々について興味を持つきっかけになれば幸いです。

 

内容だけでなく文章にも注目!

 「国際的日本人養成講座」という老舗メールマガジンは、週間という短いスパンにも関わらず毎回とてもしっかりとした文量と内容の良質な記事を配信されていて、私がかなり昔から愛読しているメールマガジンの1つ。

 

文章を書く時は、取り上げるテーマや読者の年齢層によっておおよその文章レベルを決めなければならないと思うのですが、国際的日本人養成校講座は若年層から高齢者までどんな人間が読んでも頭にスッと情報が入ってくるとても良い文章を書かれています。ま、真似したい……。

 

たとえ取り上げるテーマが難しくても、決して読者を置いてけぼりにしない。それに、読み終わったあとに必ず何か得るものがあったと思わせてくれるし、何より書き手の目線が常に同じ高さにあるように感じられますよね。

仕事やブログなどで説得のある文章を書きたいときにお手本にもなりますので、内容はもちろんのこと、文体や文章の構造にも注目して読んでみるのもおすすめです。

 

では、以下からおすすめ記事をご紹介していきます!

 

野口英世、黄熱病との戦い

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子供の頃に偉人伝を読まされ、野口英生という人物を知った人も多いはず。私もその内の一人です。しかし、知っていることと言えば黄熱病の研究に尽力し、海外で多くの人命を救った、という程度。国際的日本人養成講座No.806は、そんな「ドクター・ノグチ」の偉業を再考するきっかけを与えてくれた記事です。

 

パナマ運河の建設を阻み、現地の人間の命を次々と奪った黄熱病を、記事内では以下のように紹介しています。

 

通常、黄熱病は突然、発症し、頭と腰が痛む。発病の日から吐き気を催し、白眼が黄色みを帯び、黄疸(おうだん)は身体中に広まる。発病 後5、6日で死亡するのが普通だが、7日目になっても死ななければ助かるチャンスもある。この黄熱病で、大勢の建設労働者やフランス人工事関係者が死んで いった。それが一因となって、同社は破産して、工事は頓挫する。

国際派日本人養成講座 No.806 野口英世、黄熱病との戦い

 

野口英生がどのようにエクアドルに出向き黄熱病と戦かったのか、大人になった今だからこそ読みたい記事です。この記事を読んだ後はさらに詳しく野口英生について知りたくなりたくなること間違いなし。

 

 

No.028 平気でうそをつく人々 ~ 「百人斬り」の虚報はいかに創作されたか

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今は韓国との慰安婦問題や中国の南京大虐殺などが日本でも高い関心を集めています。こうした問題はメディアによる虚報によるところが大きく、その真偽については日本でもしっかりとした証拠を出しつつ今後も根強く国際社会に訴えていく必要がありますが、歴史の中にはこの他にもさまざまな虚報がある、そう改めて考えるきっかけになったのが、この「百人斬り報道」についての記事です。

 

昭和16年、東京日日新聞(毎日新聞の前身)の浅海記者によって書かれた「百人斬り競争!両少尉早くも80人」という記事に端を発するこの「百人斬り」は、野田少尉と向井少尉という二人の青年将校が、南京で自らの日本刀を使い何人斬り殺せるかを競った、というもの。

この後、山本七平によって浅海記者の記事が創作であったことが証明されましたが、野田・向井両名は南京に送られ死刑に処せられました。

 

メディアに踊らされる国民と、悪意ある捜索記事を平気で作る記者の存在は、現代にも通ずるものがありますよね。記事の最後には、教訓として以下のような文章が綴られています。百人斬りは、国民が無知だとこういう悲劇が今後も繰り返されていくという証明に他なりません。

 

こういう信じやすい国民を相手に「平気でうそをつく」記者がいた事、そういう記者を咎めもせず、優遇する新聞社がある事、そしてそれは戦前も戦後も変わらない事を肝に銘じておこう。

No.789 政治的ウソの見分け方 ~ 国際政治学者・中西輝政氏に学ぶ

 

 

 

 

 

No.789 政治的ウソの見分け方 ~ 国際政治学者・中西輝政氏に学ぶ

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 メディアの偏向報道や、国際社会が外交手段として使う「嘘」。日本人は国民性なのか単に平和ボケしているだけなのか、妙にこういった情報操作に騙されやすい傾向が強いと思います。

記事の中では、国際政治学者の中西輝政京都大学教授が自信の経験を踏まえながら、イラク戦争でアメリカが行なった情報操作の例などを出し、政治的な嘘を見破るための感性の磨き方などを紹介。

 

 正直、そのへんのハウツー本よりもかなりためになる良記事です。読み終わったらかなり自分の中の情報感度が磨かれますよ、まだ読んだことのない方はぜひ一読を。

 

 

No.314日本の生きる道は、シーパワー(海洋国家)諸国との「環太平洋連合」にある。

 JOG(314) ランドパワーとシーパワー

 

 日本では海外に比べて地政学を学ぶ場所が少なく、その結果が今日本国民に蔓延している国防への関心低下につながっているのではないかと思います。四方を海に囲まれたシーパワー国家である日本の安全保障を考えるとき、アジア諸国や欧米との地政学的視点は欠かせません。

 

この記事の中に出てくる環太平洋連合については、日本人なら今後のためにも知っておくべきではないでしょうか。地政学なにそれ?という方が今後地政学を学ぶための入り口としても適している興味深い記事です。

 

もし記事を読んで興味を持たれたら、独習者向けの地政学本を紹介しているこちらのエントリーも参考にしてみてください。

 

www.hiroseyonaka.com

 

No.903 歴史教科書読み比べ(21): 頼朝が生んだ幕府体制の叡知

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私は生まれが福岡県の門司、つまり壇ノ浦の近くだったので幼い頃から源平合戦の史跡に触れてきました。おかげで今でも日本史の中で平安後期が一番好きで色々と本も読み漁ったためそこそこ知識もあります。

しかし、源頼朝が作った鎌倉幕府、そして義経を捕縛するために作ったと学校で教わった守護・地頭とは一体なんのか、大人になってもその正体がよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

 

 こうした「守護・地頭がいつになっても分からないまま現象」は単語だけを教えてその本質までを教えない昨今の詰め込み式学校教育が原因ですが、記事の中でもこの問題点を的確に言い当てています。

 

守護、地頭とは何なのか、それらを頼朝は何のために置いたのか、そうした疑問を追求してこそ、歴史の面白さが出てくるのだが、これでは「鎌倉幕府、守護、地頭」などと、意味も分からない中学生に機械的に丸暗記させる受験勉強でしかない。

No.903 歴史教科書読み比べ(21): 頼朝が生んだ幕府体制の叡知

 

 歴史は知れば知るほど楽しいものなので、子供時代にこうした記事を読んでいたらもっと勉強が楽しかったでしょうね…。教科書もただ歴史を羅列していくだけでなく、こういう視点が必要なんですよね、読んでいるとワクワクしてくるこの感じ!

 

 

まとめ

 現在も精力的に配信を続けている「国際的日本人養成講座」。無料でこれだけのクオリティのメールマガジンは本当に希少なので、国際政治や歴史に興味がある方やしっかりとした文章が書きたい方はぜひ購読しましょう!

 

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