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よなかのはなし

LifeHacks And Hello!Project Blog

1年で英語を習得したいならとにかく読め!多読と基本文法だけで英語をマスターする4つのポイント

ライフハック BOOK 英語

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英文学を原文のまま読みたいがために、本腰を入れて英語学習をスタートさせたのが3年前のこと。留学する金銭的余裕も時間もなかったため学習方法はもちろん独習、それも多読です。

 

英語で話しかけられても「I have to go(あ、スイマセン急いでるんで!)」で逃げ続けていた私が「Ah han~?」と相槌を打てるくらい英語を理解できたのはそれから約1年後でした。今回は、そんな私が実践した英語独習法をご紹介していきます。

 

 

私が実際に行った英語学習の順番は、まず英文法を暗記するまで読み込み、そこからペンギンブックスのレベル1やSimple English Wikipediaの文章をひらすら読む、という多読学習です。本のレベルはレベル1か2(語彙が400~1000程度)で、簡単な単語を半年読み続け、少しずつレベルを上げていくとてもオーソドックスな方法。

 

1、英文法を学ぶ

多読といっても、ただ本を斜め読みするだけでは永遠に英語は上達しません。英語学習を志して挫折を繰り返している人は耳にタコができるほど聞いていると思いますが、せめて義務教育修了レベルの英文法くらいはインプットしておかないと、後々、長文で混乱します。

 

加えて、文法を知らないままだとアウトプットができず、「英語を読めるのに話せない人」になってしまいます。英語の例文を繰り返すだけのシャドーイングは応用力がないので、やはり文法を学んで文の構成を理解しなければ英語を習得することは難しいでしょう。

 

英文法の参考書として人気なのはやはり「Forest」ですが、学校教育で習得した英語をほとんど忘れている人がいきなり「Forest」から入ると100%挫折します。私もそうだったので。大人から英語を学び直すなら、文法も少しレベルを落として「英文法のトリセツ— じっくり基礎編ー」や「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」から始めることをおすすめします。

 

ちなみに私が使用したのは「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」。

 

この本の良いところは、説明が簡潔で分かりやすく、中学の頃に教わった英文法を忘れていてもすんなりと理解できるところです。英文法の中でも苦手とする人の多い時制の構文も、未来を表すbe going to~とwillの違いを分かりやすく解説しています。

 

be going toとwillの違い

 

よく学校ではbe going to=willと学びます。すでにその感覚が定着している人は多いですね。 でも、実はこの2つ、全く同じ感覚で使うことはできません。次の英文を比較してみましょう。

 

(a) We are going to live in New Zealand next year.

(b) We will live in New Zealand some day.

 

(a)ではニュージーランド滞在計画が確実、あるいはなんとしても実現させようという意志が込められています(主観的)。

 

私たちは来年、ニュージーランドに住むつもりだ。(もう決まってる or 絶対やってみせる!)」

 

一方、(b)は意志も予定の確実性もあまり感じられず、漠然と先のことについて言及しているだけです。「そうなるんじゃないかなー」と、ちょっと引いて自 分を見ている感じですね(客観的)

「私たちはいつかニュージーランドに住むだろう。(多分そうなるんじゃないかな)」

 

 be going to …するつもり

(a) 主観的で、すでに準備された近い予定・計画

(b) 話し手の意志・感情・確信が強く含まれる

 

will …するだろう

(a) 単純に、未来のことを述べる

(b) 話し手の客観的な判断を示す be going toは主観的で身近な未来、willは客観的で期間の制限なしが基本です。

 

 本書は「ドリル」というだけ あって、直接書き込める仕様になっていますが、英語は「書いて覚える」よりもその時間を使って「10回読み返す」方がより早く知識として定着します。できれば電子書籍版を購入して時間のあるときに何度も読み込むようにましょう。

 

2、多読

 基本文法と平行しながら行いたいのが多読。読む本は本当に簡単なものから始めないと、高確率で三日坊主になります。

 

多読に適しているのは、語彙数でレベル分けされている「Graded Reader」と呼ばれるペーパーバックス。レベル1の平易な本から読みこんでいくと、そのうち英文法をイメーで捉ることが出来るようになります。日本人の英語学習者にとっては、かなりありがたい存在ですね。

 

そんな「Graded Reader」のメジャーなペーパーバックスには、以下のようなものがあります。

I Can Reader

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I Can Readシリーズは幼児向けの「My Very First」から「ADVANCED READING」までレベル分けされており、英語初心者なら語彙レベルが500程度の「Level1」から始めるのが良いと思います。日本でも人気の「Little Bear 」や「Frog and Toad Are Friends」などラインナップも豊富。よくKindleでセールもされているので、格安で手に入れることができますよ。

 

Step into Reading

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ディズニーが好きな方なら、Step into Readingシリーズがおすすめ。「アナと雪の女王(Big Snowman, Little Snowman )」をはじめとしたディズニー作品がレベル1~2で楽しめますし、「Big Bear, Small Bear」は、雑誌の英語学習特集でおすすめの多読本としてよく取り上げられるほど人気のシリーズです。

 

Penguin Leaders

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本格的な小説を簡単な英語で楽しみたいならペンギンリーダーズ!ジュール・ベルヌの「海底2万マイル」やジョニー・デップ主演で映画化もされた「スリーピー・ホロウ」がともにレベル1(語彙レベル300)で楽しむことができます。

 

Oxford Bookworms Library

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Oxford Bookworms Libraryは映画や小説はもちろんのこと、地球、宇宙、文化など幅広いテーマを取り扱っています。日本の文化を紹介している「Japan」や絶滅の危機になる生物たちをテーマにした「Animals in Danger」はともにレベル1(語彙レベル400程度)。英語を読みながら知識を得たい人におすすめ。

 

インターネットで多読をするなら「News in Levels」や「Simple English Wikipedia」を利用する

 私は当時、本を買うお金が惜しかったので英語学習初心者向けのネットニュースを利用して多読に励んでいました。勉強に飽きはじめたらSimple English Wikipediaで好きなアーティストについて調べて息抜きをしたり、ニュースを知りたいときは「News in Levels」を読む、という風に使い分けるんです。

 

News in Levelsは、同じテーマをレベル1~3まで難易度を分けて配信しているため、段階を踏んで徐々にレベルアップすることができます。1記事の文量が短いため、読みきった時の満足感がモチベーションアップにつながりやすいというメリットも。

文章を読みつつ動画で発音も確認できるので、News in Levelは「読む・話す・書く」の作業が1ページで完結するという多読にはもってこいのツールです。

 

BBCのラジオを聞いても「何言ってるんだろう?」だったクヌートの死を伝えるニュースも、News in Levelのレベル1ならこんなに分かりやすい!

 

Knut was a polar bear. He was very famous. He lived at the Berlin Zoo. He was four when he died. He fell into his pool.

Why did he fall into the pool? He was sick. His brain was swollen. People did not know why his brain was swollen.

Now, experts do some tests. They test Knut’s brain. Now they know that Knut had “anti-NMDA receptor encephalitis”.

This is not a normal disease. Every year, only 200,000 people have this disease. Knut is the first animal that had it.

Why Knut died

 

 多読を続けるコツは、①簡単な単語の文章に多く触れること②興味のある本を読むこと。上記で紹介したような簡単な文章を多く読み、自分が興味のあるテーマの本も併読すると、飽きずに楽しく多読を続けられるはずです。

 

 基本的に選書に制限はありませんが、一時期、日本でも流行った「ドラえもん」などのネイティブ版コミックには注意。というのも、日本で発売されているネイティブ版コミックのほとんどには「ネイティブチェック」と呼ばれる文法の校正が行われていないからです。間違った文法を使っているものや、一般的ではない言い回し、あるいはスラングが出てくることもあるので、コミックを使って英語を学びたいときは、しっかりと監修が入っている大手出版社の「○○と学ぶ英語」といった類の本を選ぶようにしましょう。

 

3、単語は勉強しなくてよい

私は、単語も「1つ1つ単体で覚えるより、例文や文章と一緒に覚えていく方がいい」と思ったので、単語の暗記は一切しませんでした。その代わりいつもスマホを携帯し、日常生活の中で目に入ったもので「これ英語で何て言うんだっけ?」と思ったものを片っ端から調べる事を習慣化。

 

たとえば、部屋の中のタコ足配線が目に入れば、すかさずネットで「タコ足配線 英語」と検索する(タコ足配線は英語で「multiple connection」と言う)。

その時は別に意識して覚えようとせず、「へ~」で終わらせます。体験や経験は長期間記憶として残るので、こうした習慣を続けていくと1週間後でもタコ足配線を見たら自然と頭の中に「multiple connection」が浮かんでくるようになるのです。

 

この方法で単語を片っ端から調べていけば、単語帳と長時間格闘するよりも、はるかに効率よく楽に語彙を増やすことが出来ますよ。

 

4、勉強時間の作り方

日本人が英語を習得するために必要な時間は、およそ3000時間程度と言われています。この時間を一体どうやってひねり出すか。それは個人の性格とライフスタイルによって大きく変わってくるので、万人に適した勉強時間というものは存在しません。

 

英語学習を始めた当時、私のライフスタイルは、毎日8時間労働を週5日、週に残業は5時間程度といったスケジュールで、電車通勤だったので出社が早く帰宅は遅い日ばかりでした。

自由になる時間は会社での休憩時間30分と、帰宅してから寝るまでの2時間。英語学習を始めてからしばらくはこの2時間30分をすべて勉強にあてていたんですが、毎日眠いわしんどいわでモチベーションがダダ下がり。

 

このままではすぐに挫折する!と危機感を覚え、すぐにスケジュールを考え直しました。その結果、平日は時間のあるときに「News in Levels」を眺める程度にし、勉強らしい勉強は一切行わず学習時間を週末に集中することに。

 

といっても、土日はほとんど12時頃に起きていたし、趣味に使う時間も欲しかったので、実質勉強していたのは2日合わせて8時間程度。それでも、疲れながら勉強していた頃に比べ、集中力も理解力もはるかに高い状態を維持できていたように思います。

 

「英語学習は毎日コツコツ」と刷り込まれている日本人は、毎日勉強しないと!という脅迫概念にとらわれすぎています。自分のスケジュールをもう一度見直して、最も高いパフォーマンスを発揮できる時間を英語学習にあてることが、短期間で英語を習得するための近道ですよ!